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TOEFL iBT®︎を受けてみた

こんにちは、Gappyです。

先日TOEFL iBTを初めて受けてきたのでそれの話を。

(TOEFLはETSの登録商標です。このウェブサイトはETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。)

TOEFL iBT®︎ってナニ?

TOEFL iBT®テストはアカデミック領域における「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定する英語能力測定試験です。 コミュニケーションに必要な4技能を問われますので、どれだけ英語を「知っているか」ではなく、「使えるか」が問われます。

TOEFLテスト日本事務局

TOEFLは非英語話者向けの英語能力測定試験です。

日本ではTOEICの方が受験者も多く知名度も高いですね。

4技能に対し均等に配点されており、各セクション30点満点の計120点満点で評価されます。

また、最大の特徴として、リーディング以外のセクション全てにリスニングが関連するIntegrated Taskが存在します。

そのため、リスニング力はTOEFLにおいてかなり重要な要素なわけです。

TOEFL®テスト日本事務局HPより

TOEFL iBTはコンピュータで受験するので会場受験と自宅受験を選べます。

受験料は245米ドルなのでタイミングによって変動しますが、私が受けた時は37000円強でした。高いね……。

TOEFL iBT®︎を受けたワケ

端的にいうと友人に誘われて交換留学に行ってみようかなと思ったからです。

学内応募の段階でTOEFL iBTで68点、もしくはIELTS™︎で5.5点を1回生の2月までに準備しないといけないということで、とりあえずお試しで受験することにしました。

TOEFLとIELTSどちらを受けても良かったのですが、IELTSはSpeakingの試験が別日なのが面倒なのだと思ったのでTOEFLを受けることにしました。

テストの準備

お試し受験なのでほぼ勉強してないです。

単語学習はTOEFL iBT向けの単語帳を買ってスコア80目安の単語まで1周しました。

リスニングが難しいことで有名なので、VOA Learning English (App Store)でちょくちょくリスニングしたり、音読したりしました。

(かなりゆっくりな音声なので初心者でも聞きやすいです。)

スピーキングは京都大学にSpeak Buddy (App Store)を無償提供してもらっているので簡単な英会話だけ練習しました。

ライティングは一切対策してないですね。問題形式とリスニングが絡むパートのメモの取り方を確認しただけです。

点数的な目標としては、

Reading 25
Listening 25
Speaking 8
Writing 15

としてみました。

始めて受けるくせに割と高めですが、今回一発で68点以上取りたいと思っているのでこれくらいを目標に設定しました。

ちなみに4月にTOEFL ITP(団体向けでリーディングとリスニングのみ)では533点、測る能力が異なるので一概に比較はできませんが、iBTだと73点ほどに相当するスコアを叩いています。

テストの感想

今回は初めてということもあり、トラブルがあっても困るので会場受験することにしました。

テスト前は誓約書を書いたり、宣誓文を読んだりしたあと、入室しました。

身分証以外は持ち込めず、メモ用紙も鉛筆も会場が用意したものを使います。

到着した順に試験を始めるので予定より10分早くテストが始まりました。

ちなみに、誓約書に"Signature"の欄があったのですが、単語の意味が分からず恥をかきました。

先行きはこの段階で真っ暗です……

いざ行かん

リーディング

【手応え】★★★★☆

大問2つで、テーマは

①19世紀の啓蒙
②コロニーの移動

でした。

制限時間は36分なので単純計算で1パッセージ18分掛けられるのですが、大問1が人文系の文章だったこともあり1分オーバーの19分掛かってしまいました。

大問2は自然科学の問題で、しかも目新しいテーマでも無かったのでなんとか時間内に解き切れました。

文章はアカデミックですが、インターネット上で散見される「難しい」という感想にはならない程度でした。

専門用語がそれほど多いわけでもなく、問題の構成も段落の要点を前から押さえていれば変なテクニックを使わなくても前から解いていけます。

リスニング

【手応え】★★★☆☆

大問5つで、内容は

①大学の窓口での会話
②マネジメントに関する講義
③学生と先生の課題に関する会話
④デザイナーに関する講義
⑤タコの視覚についての講義

でした。

制限時間は前半2問で6分半、後半3問で10分です。

小問あたりだと1問30秒ほど掛けられます。

リスニングセクションは一度解答を確定させると前の問題を確認することができないので選択ミスに注意しないといけないです。

難易度は流石のTOEFL、どの大問も話の細部まで聞き取るのは全くダメで、主題と大まかな流れから解答するような感じになってしまいました。

これでも4択のうち2択くらいまでは絞れたので意外と良い感じかも?

前述の通り試験は早く始まりましたが、真横の人が私より早く始めていたのでその人のスピーキングとタイミングが被って大問2の途中でめちゃくちゃ気を取られました。

次は1番乗りします( ;  ; )

スピーキング

【手応え】☆☆☆☆☆

大問は4つで、内容は

①歴史の授業、講義かゼミどっちが良いか
②スポーツフェスに関する女子生徒の意見
③Principle of allocation の説明
④人類学についての講義の要約

でした。

ほんまにオワった、というのが正直な感想です。

テストの準備で書いた通り、今回はスピーキングの対策を一切しておらず、なんなら問題形式すら怪しいくらいで臨みました。

当然といえば当然ですが、単語をポツポツ並べただけの解答や、「ギリ英語として成立するかな?」くらいの文章を連発したので絶対スコアは1ケタだろうな〜と思ってます。

ライティング

【手応え】★★★☆☆

大問は2つで、内容は

①Will-o'-the-wisp に関する講義の要約
②Overconsumption に関する意見

でした。

時間制限は大問1が20分、大問2が10分です。

個人的には大問2の方が時間がシビアかなと思いました。

ライティングは対策こそしていませんでしたが、リスニングが絡む大問1のメモ取りを押さえていたので思っていたよりも書けました。

大問2は問題文で与えられている意見に反例を乗っけただけなので正直どう評価されるか分かりません。

テストの結果

TOEFLは受験直後にリーディングとリスニングのraw gradeを確認できるので、とりあえずそのスコアをどうぞ。

Reading 24
Listening 23

なんとも言えない成績ですね。

目標はR&Lで50点だったのでちょっと足りないくらいですね。



……受験から5日経ちました。

本日正式な結果が返ってきました。

こんな感じです。

返ってくるの早いね〜

お試しのつもりが68点を余裕でオーバーして79点でした。あれ?

1番驚いたのはスピーキングが11点、予想外の2桁だったところですかね。

ライティングは Mechanics や Organisation で “DEVELOPING” 評価が付いていたのでそこで減点されたのでしょう。上級者レベルまでは届きませんでしたね。

ReadingとListeningはraw  scoreと同じなので特に調整はなかったようです。

まさかこれだけのスコアが一発で取れると思ってもいなかったので正直嬉しいですね。

今後の予定

今回は初めてTOEFL iBTを受けてみた、ということでした。

68点は超えているので、受験料も高いし次は2月に受けようかな?

次回は90点取れたらいいな(高望み)。


それではまた。

外部リンク

TOEFL iBT®︎を受けようと考えている人
TOEFL®︎テスト日本事務局

京都大学からの留学を考えている人
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