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爪を研ぐ

こんにちは!
関西大学男子駅伝主将の大野です!

今回は、チームの次期エースへと成長した

谷村恒晟

日体大の待機場

をご紹介します!

谷村は、愛知県の愛知高校から関西大学にやってきてくれました。

おそらく関西大学陸上部男子ロングパートの中では、かなり常識人の部類に入ります。

2年生は人数も多く、いつもはちゃめちゃしている印象ですが、谷村はそれを止める側の人間だと(僕は)思っています。

持ち味は自慢のスピードとパワフルな走り

もともと1500mを主戦場にしていたこともあり、特にラスト1kmの切れ味が抜群です。

また、スピードの限界値が高いことによってレースでも常に余裕を持ってパワフルに走れている印象があります。

嶋田とのツーショットやけどうれしそうじゃないな、、

1年生の時はケガや体調不良などもあった谷村ですが、

この一年で全国級の選手に成長しました。

ちょっと振り返ります。

まずは今年2月、オフシーズンとはいえ、全国男女混合駅伝で箱根を走ったランナーと互角の戦いを演じました!

1区区間2位!

トラックシーズンに入ってからも、

5月の関西インカレ5000mは各校のエースに次いで4位

6月の全日本大学駅伝関西地区選考会でもチームの主力として坂本、坂東と共に4組を走り、安定した走りで突破に貢献してくれました。

彼らが来年以降の3本柱になるでしょう

夏は少しアクシデントもありましたが堅実に練習を積み重ね、見事14'08と大幅に自己ベストを更新し、

名実共に全国級の選手へと成長しつつあります。

谷村がここまで強くなった理由はなんでしょうか。

一つ言えるのは、意識の高さです。

陸上競技の日本選手権は、大阪の長居で開催されることが多いです。

その際、吉田コーチが

「日本選手権に本気で出たいと考えている選手は、手を挙げて。」

と言った時、手を挙げたのは亀田と谷村だけでした。

当時の谷村は14'30秒前後の持ちタイムだったと思いますが、本気で「日本選手権の舞台で戦いたい!」と思いながら、日々の練習に取り組んできたのだと思います。

ホクレン出れる!て言ってるぽい

生活においても、あれだけ自由奔放な2年生の中でも谷村が暴れた的な話は聞きません。(僕が知らないだけかも知れませんが。)

陸上競技は、どれだけ自分自身と向き合えるかの戦いでもあります。

毎日走るのは大変だし、おいしいものは食べたいし、練習が終わって帰っていれば大学前で楽しそうに遊んでいる学生がいる。

今の僕のチームは、そういう方向に行ってしまうことも不可能ではありません。

でも、そんな普通の大学生の楽しいを犠牲にして、苦しいことと向き合って、手に入れられるのはきっと素晴らしいものだと信じています。

そして、同じような思いで自ら選択して、きちんと陸上に取り組んでくれている人ばかりだと思っています。

谷村は、そんな今のチームの"強さ"を体現してくれた選手の1人なのかもしれません。

勝手に思ってるだけですが。

なかなか思うように芽が出ない1年時でもじっくり練習を積み、爪を研いで、2年生になって大きく羽ばたいてくれました。

そして、最近はチームのことも少しずつ考えてくれています。

頼もしいチームメイトがどんどん増えてとても嬉しいです。

文字数がえげつなくなってきたのでここらへんで。笑

いよいよ3日後に出雲駅伝が開催されます。

ここまで見てくださってる方なら応援してくださるのかもしれませんが、、

よろしければ関西大学の応援、よろしくお願いします!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

男子駅伝主将・大野

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