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確かな一歩

こんにちは!
関西大学陸上競技部男子ロングパートの大野です!

先日、丹後駅伝が行われ、関西大学は2位でした。


2位なのは2001年以来22年ぶりだそうです。

出雲、全日本の同時出場、丹後2位と、2001年と今年は成績が似ています。笑

そして、11月18日は僕たち4年生の引退の日でした。

丹後駅伝について

丹後駅伝とは、関西学生対校駅伝競走の通称です。

全日本予選会や出雲、全日本などはありますが、関西王者を決める大会は、丹後駅伝です。

僕目線の関西大学各区間の選手の走りはこんな印象でした。

1区 伊藤仁(4) 30'00 区間3位

チーム1の異端児でありながら、勝負にめっぽう強い伊藤。ラストイヤーはさらに磨きがかかっていました。出雲、全日本からの流れ的にも区間上位では必ず来るだろうという信頼通りの走り。スタート前の風格からしても、本来なら亀田と張り合えるくらいの力もあると思います。

2区 秋山翔太朗(2) 37'12 区間5位

最長区間でありながら最大勾配特殊区間である2区。怖いもの知らず、前年の実績がある秋山で勝負しました。序盤は関学の守屋くん、立命の山﨑くんについていく素晴らしい胆力。さすがに最後までは持ちませんでしたが、十二分に力を発揮してくれたと思います。

3区 大槻涼人(1) 17'32 区間3位

全日本のリベンジに燃えていた大槻。3区は隠れた難区間でしたが、パワフルに押していってくれました。調子が良いだけにピーキングの合わせ方だけだったと思いますが、今回も走り終わってすぐは悔しそうな表情でした。まだまだ上のレベルで戦いたかったからこそ悔しかったのだと思います。

4区 市川侑生(2) 32'42 区間賞

伊藤と同じく、今シーズンチームを支えてくれた市川。彼を4区に配置することができたのが今年の関大の強さですし、関大の反撃は彼から始まりました。「全員倒せる。」という頼もしい発言と共にスタートし、有言実行の区間賞!!後半の難しい登りも見事攻略し、前との差を一気に縮めてくれました。


5区 嶋田匠海(2) 14'02 区間賞

トラックでは好タイムを出しながら、長い距離の練習で思う様に力を発揮できず駅伝の出番が少なかった嶋田。悔しい思いもあったと思いますが、その思いをぶつける走りで見事区間賞を獲得してくれました!嶋田はここからさらに調子を上げてきてくれるはずです!

6区 坂本亘生(3) 31'48 区間6位

アクシデントの関係もあり、またもや難しい区間に回ってもらうことに。タフとかいうレベルではないコンディションでしたが、去年よりも成長した姿を見せてくれました。坂本は三大駅伝で1番負担をかけてしまったので、しばらくはゆっくり休んでほしいところ…

7区 亀田仁一路(4) 34'12 区間賞

学生最後の駅伝と意気込んでくれていて、直前の練習や雰囲気からやってくれそうな感じはありました。2分以上の差を追い上げ5位から2位まで3つ順位を上げる圧巻の区間賞!!見ていて痺れるくらいの走りを披露してくれました。亀田の走りは見ている人の心を動かす力がある気がします。

8区 谷村恒晟(2) 32'06 区間4位

目標の1位を目の前にして、突っ込むしかない展開。懸命に前を追いましたが、京産大にはもう少しで及ばずでした…悔しそうにゴールテープを切っていましたが、後半の粘りを見ても十分力はついてきています。新チームはきっと、谷村がエースとしてチームを引っ張ってくれるでしょう!

みんな良い走りでした!

番外編 坂東壮琉(3)
直前の体調不良で急遽交代に…最後に坂東の力走も見たかったですが、来年チームを引っ張る選手として、1年かけてリベンジをしてくれると思います。これから大変なことも多くあると思いますが、必ず乗り越えられると信じています。

総合 3:49:34 2位

目標の1位には届きませんでしたが、
1位になれなければ2位でも6位でも同じだという思いで攻めた結果でも2位だったことは、

去年よりも一歩、成長したように思います。

去年よりも今年、今年よりも来年とチームとして力をつけていくことが大切だと思いますし、今回の結果に満足している選手もいないと思います。

来年はみんながもっともっと強くなって、頼もしい姿が見られることを楽しみにしています!!

以上、丹後駅伝のまとめでした!

個人的にあと数本、投稿したいと思っているのでもう少しだけお付き合いいただければ幸いです!
後輩もnote書きたいと話してくれているそうなので、そちらもお楽しみに^_^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

写真提供:ミヤノシタスポーツ様・あっこ様

男子前駅伝主将・大野


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