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”同人CoCシナリオ”の書き方

「同人CoCシナリオ」の書き方なんてまとめられんわ!(本音)

ではなぜこの記事を書いているかというと、一応1年以上スタイルを変えずにシナリオを書き続けられているので、未来の私が変わっちゃったとき用の備忘録として文字化してみるか~というものです。なので指南書でもアドバイス記事でもない雑記です、ご了承くださいね。


①書きたいシーンを考える

私のシナリオっていうのは、まずこれがないと書き出すことすら難しいです。所謂「見どころ」というやつを先に考えてしまいます。例えば、自作シナリオで言うと「浴槽に沈んでる人間が見たいなぁ(浴槽に沈める)」とか「メイクしてもらいたいよなぁ(Make me cute!)」とか。そういうざっくりとしたシチュエーションみたいなのを、頭でもやもや~と思いつくだけ捻りだします。この時点で具体的にストーリーまで決めちゃうとこの後の工程に支障が出るので、単純なシチュエーションだけ考えます。これが軸になるので忘れると執筆が難航します……。

②神格・神話生物を決める

CoC(クトゥルフ神話TRPG)でしかシナリオを書いたことがないので、毎回ここでこの工程を挟んでいます。この時点でこれを決めちゃわないと「ストーリーブック~クトゥルフ神話を添えて~」くらいの温度感になっちゃうので。私はがっつりクトゥルフさせるぜ!の気概があるため、ここで神話生物のことをしっかり決めます。知識があんまりないのでマレモンとにらめっこして、あーでもないこーでもないと一人で唸りながら検討、該当ページに付箋を貼り、またページを往復しながらシナリオ背景を書きます。ここが決まるとめちゃくちゃ書きやすくなります!逆にここが曖昧なまま書き進めると、なんかぐちゃぐちゃになりやすいです(自戒)。

③登場する何某を決める

何某はNPCとか呪文、アーティファクトです。今回のシナリオに探索者が関わることになった原因とか、このシナリオをクリアするための解決方法とかをしっかり練ります。ここでうまいギミックを考えられたり、美味しい関係性を思いつくとめっちゃテンション上がります。ここからは直接的にPLPCが触れる部分なので、できるだけわかりやすく、矛盾なく、過不足なく作ることが大事です。この何某、結局何だったんだ……?は避けたい。中身を作っていく段階でもここに立ち返る場合が多いです。できるだけ思いついたことをメモしておいて、そこから削ったり足したりするのがいいと思います。

④ひたすら描写を書く!最後まで!

最後まで書いてください。本当に。最後まで書かないとこのシナリオ終わらないので!細かい描写書くのは後からでもできるので、最後まで書きましょう。本当に!最後まで書いて、書いてから唸って下さい。ほんとに・・・・・・。面白い描写とか考えてると時間が足りなくなります、完成しないから、それ、最終的に消えるかもしんないから。
私は結構投稿企画に参加することが多いので期限付きのものが多くて……。起源から逆算してテスプをお願いし、そこから逆算してシナリオを書いてます。なので最低でもテスプまでに軸となる話は全部書きます、描写とか後からつけれるので。もうそれだけ、最後まで書くのが大事。何回でも言いますよ。

⑤テスプをお願いする

できればやってもらったほうがいいです。まわしてみたら違ったな~とかざらにあるので、1回はやりましょう。時間との勝負。頑張りましょう。

⑥リリースする

簡単にリリースするなんて書いてますが、この前にトレーラー作成とかNPC画像用意したりとか校正作業とかもろもろ入ってきます。ここが一番大変なので踏ん張りましょう。苦痛ですよね、わかります。頑張りましょう。前だけ見てください。

以上!終わり!お疲れ様です!めっちゃ簡単!(?)

見てわかる通り、私はプロットとか書いたことないので。すみません、まじでこんな感じで書いてます。だからお手本にすべきではないし、将来的に作り方を変えるかもしれません。でも結構気軽に書けてるので、同人作家としてはOKなんじゃないでしょうか。

書きたいな~って思ってる人は筆を執って、とりあえず書き出してください。自作シナリオで遊んでもらえるの、めtttttttttっちゃうれしいぞ。

ということで、自作シナリオのこともよろしくお願いします!(大体無料!)


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