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方向性が見えた? 卒制ができるまで/03

2021/05/17 昼 (見出し:04/02 朝)

こんにちは、書きたいことはあるけど時間がうまく確保できていません、ほりーです。

20日にある最初の合評用の資料提出期限が19日の夕方と迫ってきています。ここで卒制の方向性や今後行うことなどの計画を発表しなければなりません、そのためにはまず卒制で取組むこと、研究することを決めなければならないのですが、昨日方向性が少し見えたので、そのことについて書きます。


一昨日まで考えていた卒制の方向性は大きく分けて2つありました。

1.会社での取り組みをまとめる

去年、授業の延長としてチームメンバーと起業した株式会社cheersityの今までの取り組みや今行っているビジョンメイキングなどのことを整理してまとめること。


2.個人的な研究を行う

最近のキーワードである「記録」という行為から現在の社会的状況や個人的なあれこれをアーカイブし映像など複数のアプローチで表現を行うこと。


個人の卒業制作なので、2を前提に考えていたのですが、その内容である「記録」は、通常なにかの目的があって、その手段としておこなうものなので、この場合だとそれこそ生活や思考の網羅的なアーカイブを展示空間に収蔵(展示)し鑑賞者に能動的な探索作業を要求するインスタレーション的な展示になるのでは?と考えていました。

しかしこの探索を要求するインスタレーション的展示も、そこに収蔵されている情報を探索したいと鑑賞者に思わせる必要があり、それにはその記録に何かしらのストーリーがリンクしていたり、なにかのコンテクストが読み解ける可能性があったりしなければならないのではと考えました。

そういったことから現在の2の案は空虚な状態でここから卒制に展開するためにはなにか目的となるような要素がほしい状態でした。


2の兄弟案のようなもので、sonohi_no_kibunというコーヒーを中心にライフスタイル全般に関わる活動を一緒にゆるく行っているミキと、映像を主体とした繰り返す日常を切り取る「circulation(循環)」という企画を計画していて、それを卒制に転用できないか?とも考えていました。


考えているときのこれらの案は、会社について考えていることと、今やってみたいことと、興味があってリサーチしていること、などがゴッチャゴチャにミックスされている状態だったのでひどいものでしたが、整理すると以上の様になると思います。(ひどいメモは公開できそうなら今度出します)


そして昨日はいよいよ決めないといけないということで、それらをぼんやりと俯瞰的に眺めつつ考えたり、提出資料の必須項目をただ紙に書き出したりしていました。
そのときに「名称(研究テーマ)」という項目のテーマという単語が目に止まり、ふと

・中学時代から意識していた「暮らす」というキーワード
・高校の卒業設計(高校は建築デザイン学科)で構想した自給自足型の集合住宅の考え方
・大学に入ってからの一人暮らしの状況や暮らし方、衣食住への興味
・就活をこの時期にしていない自身の今後の生活
・会社でのこれからの働き方のカタチについての構想や取り組み

などが様々なキーワードとともに一つになるような気がしました。

「あ、そういえば」みたいな思いつきのような状態、感覚でひとつのテーマに集約されました。

それが、
生きること、これからの生き方について

です。本来テーマはどちらかというと絞って行くものだと思うのですが、私の興味は明らかに包括的、もしくは超個人的な部分にありました。

そしてこれは主観的で概念的・コンセプチュアルなテーマで、結果を求めるというより一個人の事例、状況を軸に思考(思索・考察)を通してこうありたいという一種の可能性としての未来を提起することなのかもしれません。


ぼんやりとした構造としては、生きることを働くことと暮らすことに二分し、働くことを創造すること、暮らすことを循環することと捉えてそれぞれの関わり方、混ざり方、あり方について「cheersity」や「sonohi_no_kibun」での活動を踏まえて考えていく、これが卒制の方向性としての大枠になるんじゃないかなと。

生きること
  働くこと   →  創造すること
  暮らすこと  →  循環すること

そんな風に思ったよって話でした!

こっからどう深めていくのかも、このまま行くのかもよくわかんないけど、とりあえず方向性が見えてよかったように思います。


今日も2時間以上かかってるね、ドンマイ!


05/17 自室

昨日方向性を思いついてすぐ、暮らしについて考えるなら無印のことは調べておきたいと思い、以下の本と、MUJI BOOK(無印創業から2010年までの30年間のアーカイブ)の2冊を買ってみた(中古)。

積読本とほしい本リストの増殖が止まらない。
MUJI BOOKには2010年から2020年までをまとめたMUJI BOOK2が出ているのでそちらも買いたいが、定価約5,000円はなかなか手が出しづらい。

あとはコンセプトブックの 素手時然 という本も買いたいところ。

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