見出し画像

FGOで好きな口上(ネタバレ超注意)

私はFGOを2年半以上プレイしている。毎日魅力的なサーヴァント陣やストーリーをとても楽しんでいる。その為にそれなりに周回して育成もしている。マスターレベルは148。福袋だけ課金。ボックスガチャは100箱くらい開けるくらいのガチ度だ。

そんな私がオリュンポスまでプレイしてきた中で最も好きなセリフ(厳密には前口上)を紹介する。私なりの解釈で、間違っていることもあるかもしれないが、そこは許して欲しい。また、オリュンポスの盛大なネタバレになるので気をつけても欲しい。

それは…


オリュンポスのGRAND BATTLE、カイニス戦の前口上より

神々を倒した者よ!オリュンポスを征した者よ!その力、その決意、一時のものでないことを、このオレに示せるか!!!!


こんなカッコイイセリフあるか???正直ストーリー的にはこのバトルはなくても成立する。キリシュタリアも倒し、デメテルもアフロディーテも愛欲の獣もゼウスも倒した。もうこのロストベルトも終末を迎える。

しかし、しかしだ。

カイニスは自分と共に敗れたキリシュタリアの為に、そして、己の矜持のために、一時共闘関係にまで至ったカルデアと改めて対峙するのだ。

この戦いは、清算である。カルデアとしてもカイニスの思いを受け取り、全力で叩き潰す。それがカルデアの役目である。

そういった状況の中で、カイニスが叫んだのがこの言葉である。矜恃のために戦い、矜恃のために散る。そうした覚悟を感じられる素晴らしいセリフだと思う。このセリフを的確に表現した小松未可子さんは本当にすごい。三蔵ちゃんと同じ声とは思えない。同じ三重県出身として誇りに思う。

ボス戦の前口上に関しては要らない、何度もリトライする時にイライラすると感じる人もいるだろう。

しかし、このカイニスの前口上に関しては、オリュンポスのラストを一気に引き締める効果があったと確信している。

ネットの評価を見ていると、「シナリオのフラグが投げっぱなしになっている」などあまり芳しくない評価も見受けられる。そういった意見もわかるが、私はカイニスのこの言葉のおかげでオリュンポスは名シナリオであったと断言することができる。逆に言うとこの言葉とバトルがなければ「うーん」となっていたかもしれない。そのくらい、このセリフとバトルの力は大きい。

これだけ熱く語っているが、弊カルデアにはカイニスはいない。どうして。

この記事が参加している募集

心に残ったゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?