債務整理の進捗報告〜自己破産の方針と弁護士への正式依頼までにやったことなど

こんにちは、つつみわたるです。
今回の記事は債務整理の進捗状況の報告となります。

債務整理の方針について〜自己破産で進めます

まず、債務整理の方針について自己破産で進めています。
自宅が賃貸物件のため、住宅ローンがないということと、持っている車が古いことから、自己破産しても車を残すことが可能だったというのが主な理由です。
費用面でも個人再生よりは自己破産のほうがやすいというのもありましたが…

消費生活センターでの相談…迷いたくなければあり

前回の記事で、「消費生活センターで借金相談ができる」と書きましたが、2月初めに実際に消費生活センターで相談をしました。

なぜ消費生活センターで相談しようと思ったか

なぜ消費生活センターで相談しようと思ったかというと、ネットで法律事務所を検索すると、大手はもちろん、小さそうな事務所も含めて多くの事務所が引っかかってきたからでした。
どの事務所に相談したらいいのか分からないことと、信頼できる事務所かどうかの判断が難しそうに感じたため、自治体の消費生活センターが紹介する事務所なら信頼できるだろうと考え、このような選択をとりました。

ではなぜ「必要なかったかも…」というと、実際に消費生活センターから紹介される弁護士事務所は、私の住む自治体の場合は3ヶ所しかなく、しかも市外の事務所が2ヶ所含まれていたため、実質的に1ヶ所しか紹介先がないような状態だったんですね。
結局、この事務所へ依頼をしましたが、もし自分と合いそうにない弁護士さんや事務所だったら詰んでました…
ただ、事務所選びの手間を省けたという意味では良かったかもしれません。債務整理を考えている方で、お住まいの自治体の消費生活センターで借金相談ができる場合、事務所選びで迷わなくてすむという点では有りだと思います。

消費生活センターでの相談内容

ざっくりと書くと、消費生活センターでは相談カードを書きました。
こんな内容です。

  • 住所、名前、電話番号、生年月日、職業、家族構成、勤務先、平均月収やボーナスなどの金額

  • 借金の金額、借りた時期や借りた会社などの情報

  • 過去の債務整理の有無や資産の状況

これらの情報を書き出した後、センターの方が紹介先の法律事務所へ電話してアポを取ってくれる…という感じです。
いわば仲介役ですね。ここの役割を行ってくれるのはありがたいかもしれません。

A法律事務所での相談、そして依頼

消費生活センターでの相談から約1週間後、アポを取ったA法律事務所へ相談に向かいました。
ここでは借金の内容や経緯の確認、債務整理をするならどうするのか、依頼をする場合の流れなどの話を行いました。
…夜勤明けに行ってしまったので、頭があまり回っていなかったので記憶が曖昧な部分もあるのですが、この時点では債務整理の方法について決めていなかったことと夜勤明けで考えがうまくまとまらなかったため、正直な所、弁護士の先生をいらつかせてしまったような気がします……
示された方針としては「自己破産でさっさと整理してしまえ(要約)」でした。
なお相談料は無料でした。

セカンドオピニオン的に別の事務所へ相談してみた所…

A法律事務所での相談後、セカンドオピニオン的に別の事務所(B法律事務所)を探して相談してみました。ここも借金関係の相談は無料でした。
やはり自己破産を勧められました。さらに加えて、この事務所に依頼した場合は費用面でA事務所よりもやや安いことが判明しました。

A法律事務所に依頼した理由

費用面ではやや不利なA事務所でしたが、結局こちらに依頼を行うことにしました。理由としては…まぁ特にないんですが(ぇ)、最初に対応してくれた事務員さんが親身になって聞いてくれたのが大きいですね。
あとはまぁ、自治体が紹介するんだから信頼できるだろうという部分です。
ただし、正式な依頼までには最初にA事務所で相談してから1ヶ月以上の時間を要しました。

債務整理の依頼までに行ったこと

借金のリストアップ以外で行ったことです。

1:給与振込口座の変更(やや特殊)

私の場合、給与振込口座として使っている銀行のカードローンがありましたので、口座凍結前にこれを変更しなければなりませんでした…が、勤務先の病院は銀行が指定されているため、不可能でした……
……と見せかけて!(ぇ
実は、私の勤務先では自分が指定した金額を別の金融機関に振り込むことができるようになっていたため、これを最大限に活用することにしました。
事務員さんに頼んで、毎月の平均月収より少しだけ多い金額を別の金融機関へ振り込んでもらう事にして(扱いは“控除”で、貯金目的を想定しているらしい)、実質的に給与振込口座を変更することができました。
ちなみに、もし指定金額よりも給料が多ければ端数が元々の振込先の銀行口座に振り込まれますが、口座凍結が解除されるまでは引き出せなくなります…
逆に給料が指定金額よりも少なければ、給与明細上の給与支払額が0円になります…ってかなりました(苦笑

ただし、ボーナスではこの“控除”が使用できないと言われました。勤務先では夏と冬以外に、3月にもボーナスが(多少ではありますが)支給されるため、これを確保する目的でA事務所への正式な依頼(と言うよりも受任通知が債権者に届く時期)を3月半ばにする必要がありました。
そのため、最初の相談から正式な依頼まで時間がかかってしまいました…

2:デビットカードが使える銀行口座の開設

クレジットカードが止まってしまうため、代替としてデビットカードを作成しようと考えました。
…というかデビットカード自体は持っているのですが、ジャパンネット銀行(現:PayPay銀行)の物であり、ここからもカードローンを借りており、口座凍結されると使えなくなるため、新しい銀行口座を開設する必要に迫られました。

デビットカード界隈の中でも、割と使える店やサービスが多そうな楽天銀行デビットカード(VISA)、そしてイオングループの店に行くことがそれなりにあることからイオン銀行キャッシュ+デビット(JCBブランド)を作成しました。
両行ともに口座開設審査の時間がそこそこかかったので、開設できるかどうかマジで不安でした…現在は主に楽天銀行デビットカードを中心に使用しています。

3:クレジットカード払いの物を口座引き落としかデビットカード払いに変更

これが地味に大変でした…と言うかこの記事を書いている時点でも恐らく一部のサービスなどは変更出来ていない気がします……エラーメールなどが来てから対応せざるを得ないかなと思ってます…

私の使用していた範囲では、楽天銀行デビットカードでほぼ全てのクレジットカード払いの物が代替できました。mineoや電気代(シン・エナジーで契約)、ATOK Passportなんかも楽天銀行デビットカードで行けましたね…
またメインの携帯電話(UQ mobile)とauひかりは口座振替にしました。理由は特にない(

4:Kyashアカウントの開設とリアルカードの発行

一応VISAのプリペイドカード的なものも持っておこうかと思って、Kyash( https://www.kyash.co/ )というサービスのリアルカード(Kyash Card)を発行しました。
これ、割と使える店やサービスが広いらしいです…が、楽天銀行デビットカードでほぼ事足りてるので今の所使ってません。入金しないと使えないしね…

5:根回し(苦笑)

ある意味で一番重要かもしれません。

まずは家族(妻)に対して。
これは根回しと言うよりも報告や相談、連絡と言った部類ですね。
これまで具体的に借金の事などを話してなかったので、今回、債務整理をすることを報告した上で、随時報告や相談を行っています。

次に職場です。
個人特定を避けるために詳細は伏せますが、自動車・バイクローンが絡んでいる関係で、通勤手段を自動車・バイクから公共交通機関に切り替えることになりました。そこで、「乗っていた自動車・バイクを直さないといけないが、貯金のために公共交通機関で通勤する」という理由で、通勤手段が変わったことにしました(ぇ
まぁ、公共交通機関での通勤も面白いですけどね。歩く距離もそこそこあって運動にもなりますし…

6:一部のサービスの引き落とし口座の変更

これまで口座引き落としの物は基本的にゆうちょ銀行口座に集約させていました。もちろん、クレジットカードの支払いも引き落とされています。
この銀行口座自体は凍結の対象にはなりませんが、ある程度の金額を入れているとクレジットカードなどの返済で使われてしまう可能性があります。
そのため、ゆうちょ限定の物(子どもが入園した幼稚園の費用)以外は全て別の銀行へ変更しました。
幼稚園の費用に関しては、A法律事務所の先生に「幼稚園の費用、奥さんの口座じゃダメなのか」と聞かれたのですが、手続き締め切りすぎちゃってて変更は困難でした……引き落とし日は分かっているので、直前に入金で対応しています。

手続きはそれなりに順調

現状、手続きはそれなりに順調に進んでいます。ある程度ネタが溜まったら進捗状況を書いていこうと思います。

アフィリエイトの方は…停滞しています。めだった収益は出ていません。なかなか時間が取れていないのが現状です…

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