専門性はどの場面で必要か

中小企業診断士の資格を取得して以降、専門性の話題になることが非常に多い。これまでさまざまな仕事をしてきた中で、他人から専門性を問われることがなかっただけに少し違和感を感じている。

この前ABEMAの動画を見た。竹中平蔵さんと安部敏樹さんが転職希望者に優しく話をする内容だけど、聞いていてハッとした。

転職する際はこれまで何をやってきたかに加えて、どんなスキルがあるか、どんな専門性があるかを求められる。特に年齢が上がると求められる基準は高くなる。竹中さんも安部さんもその転職希望者に対して、専門的なスキルがないと難しいみたいなことを言っていたように記憶している。

確かに自分も人を雇うとすると、ある程度の専門性が欲しいと思う。今自社に足りない部分を補ってくれるだけの能力が必要で、なんでもできるって人はあんまり重要視しないかもしれない。番組内でもなんでもできるって人は地雷だみたいなことを言っていた気がする。

つまり専門性は雇われる際に必要だということ。誰かに使ってもらって、それが事業の一部になるときに専門性が必要だってことになる。

じゃあ経営者には専門性が必要なのか。コンサルタントに専門性は必要なのか。思うところはいろいろあるが、ここらへんで終わりにしようと思う。

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