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今年は、「デザインを丁寧に」を心がけていこうと思います。
一年の計は元旦にあり、と申しますが元旦どころか元日さえも終わって、気がつけばもう4日になってしまいました。
ちょっと待ってくれよと言っても待ってくれる訳はなく、一年の計をしないでただ月日が通り過ぎるのも癪なんで考えました。
今年は「デザインを丁寧に」と。
読んで字の如しで深い意味はありません。
デザインをしている上で大事にしていることは、このデザインで「人」が動くかどうか。
心が動いても良いし、体が動いても良いし。
なのでデザインを始める時には、しっかりとコンセプトや表現方法を構築していきます。(しているつもりです。。)
その上でデザインをしていて、いつも試行錯誤をする部分があるのです。
脳内でデザインしたものと、それを2次元に落とし込んだ時のデザインにギャップができちゃうんです。
例えば、メリハリをつけて伝えたいところを強調してダイナミックなデザインをしたいのに、完成に近づくに従って、変にまとまってきてなんてことないデザインになっていく、みたいな感じです。
結構労力を使って仕上げてきて、ある時点で「あれっ?」って気がつくんです。
「つまらないデザイン。。。」
「こんなはずじゃなかったのに。。。」
そうなるとどう弄ってみたところで、脳内のデザインには近づいてはくれません。
さいとうなおきさんのYouTubeチャンネルでイラストメイキングを観てました。
デジタルイラストなのに、はじめは紙に鉛筆でサムネイルよりちょっと大きめに大ラフから。
それをスマホでスキャンしてデジタルへ。
その大ラフの線をいじって、グレーで仮塗りして構図や形を整える。
この時にはカラーには意識を向けない。
その上から線を整えていく。
後で苦労しないように、徹底的に構図や形、線を整えていく。
そこから大雑把にカラーを決めてく。
線画を描いていく。(←ここでやっと線入れです!)
大雑把に影を塗っていって立体感を出していく。
さらに細かく影を入れていく。
ハイライトを入れて質感を表現していく。
仕上げ。
上手いもんだ!と感心するだけではなく、自分がデザインするときにこのように理路整然と「今このような目的でこのようなことをしています」って言えるのか自問自答してみました。
この過程で出てきたのが
「デザインを丁寧に」
でした。
デザインをしていく上で、ひとつひとつの工程をしっかりと意味のあるものにしなければ。
何となくこれで良いんじゃね?ではなく。
ノリでこうだ!ではなく。
ここにこれ置いたらどう?ではなく。
これにノイズを入れたら味ってことで、ではなく。
乗算にしてみたらカッコ良くない?ではなく。
。。。
文字にすると、おまえはいつもそんなデザインをしているのか!って思われちゃいますね。
😞
はい!
これからは、勢いでデザインをするのではなく、
「デザインを丁寧に」していきたいと思います!
この文章も勢いでした。
「文章も丁寧に」も必要でしょうか。
「暮らしを丁寧に」を単に「デザインを丁寧に」変えただけではない、
って言う話でした。
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