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変化を実感する

日経主催の地方創生フォーラムで和歌山県すさみ町の町長が登壇されていました。人口減や高齢化が著しい町に危機感を持ちながらも、昭和30年〜昭和40年代にかけてが一番楽しかったと仰っていました。それは目に見えて町が変わっていくのを実感できたからだと
映画「ALWAYS 三丁目夕日」の世界ではないですが、道路ができたり建物が立ったりと、高度成長期の時期は成長に対しての実感があったのでしょう。映画で流れる「豊かではなかったけれど、明日への夢があった」というメッセージが心に響きます。

一方で、今はテクノロジーのおかげで変わるスピードが早すぎて目に見えないせいか、変化を実感しにくいとも。テクノロジーを使いつつも、どこかで気持ちだけは前の時代に後戻りするような取り組みはできないものだろうかとも仰っていました。テクノロジーを活用することで得られることも多いと思いますが、心の豊かさを実感できるテクノロジーって素晴らしいですね。

熊本県人吉市も水害からの復興を目指して取り組んでいますが、変化を目にして実感できるような取り組みが進めば、心も明るくなれる気がします。

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