無題

人気講師ノート5 光と色の違いを知り、脳の視覚野をアップデートする方法1

なんてことはない。光と色が視覚情報としては【表裏一体】という話です。

これまで軽く触れてきた分光分析は,測定対象に光(電磁波)をあてて,応答を見ます。その電磁波の中でも,【可視光は様々な色】になりますので,女子ウケ半端ないです。マジ、キラキラしてくれます!

私には【目の中に指を入れられても痛くない】かわいい愛娘がいるのですが,やっぱりなんだかんだで【キラキラ!ラメラメ!】が大好きです。まだ愛娘は小さいですが,いわゆる女子学生を見ると、愛娘と重なって

がんばれ!

って思います。変態かもしれませんがたぶん大丈夫な方の変態です。


いつも、スキを押してくださる【なみこさんのNote】を拝見して,愛娘と重なってキューっとホッコリと不思議な気持ちになります。お時間があれば是非のぞいてください。


さて,光と色の話です。
以下には、【光の三原色(上)】と【色の三原色(下)】を示しました。

それぞれの三原色で,大きな違いがあります。
さて、なんだと思います??

光の三原色

色の三原色


さーなんでしょうね?
カラー配列の順番?

さてさて、ここで【ちょこっと考える】のが脳に電気信号として記憶の定着につながります。

さてさて,何だと思いますか…




そうです。

中央の合わさったカラーが【黒】と【白】と違っています。周りの色の重なり方も逆ですが,大きな違いといえば中央のカラーが大きく違っていますよね。意外に気が付かないもので,

中高生には,これだけで結構ウケます。


さてさて,思い出してみましょう。小さい頃、水彩絵の具を使い終わったあとの桶の水が【茶色く黒っぽい色水】になりましたよね。


絵の具の絵色の三原色の中央部分は【黒】くなります。


一方、光の三原色の合わさった部分は【白】ですよね。

あれ・・・(笑)? なんででしょうね。
光と色ってどんな関係なんでしょう?

この理由を身近なものを用いて
紐解いていきたいと思います。

諸説ありますが,知恵の実として知られているリンゴは赤く見えますよね。

リンゴの実が,「赤く」見えるのは,リンゴの皮に含まれているアントシアニンという分子が,「シアン」を吸収するからです。色の三原色で考えると,赤(レッド)とシアンは対角線上に位置しています。

つまり,黄色いバナナの皮は「何色」を吸収していると考えれますか?
そうです。黄色の反対側にあるブルーを吸収するため,バナナの皮は【黄色】く見えます。

では,リンゴの「赤」に戻って,もう一問です。リンゴの皮は,シアンを吸収しますよね。

では,シアンだけの光を当てると,リンゴは何色に見えると思いますか?



リンゴの皮は,シアンを吸収し,それ以外を反射して我々の視覚に届けるので,実は,リンゴは黒く見えます。この辺は,他のノートでも論じています。ぜひご覧ください


さて,そもそもの光,本題でいると【白色光】は以下の可視光線の光がすべて見えると白色の光として認識します。

*ちょっと深堀*人間の網膜には,赤色に共鳴するL錐体,青色に共鳴するM錐体,緑色に共鳴するS錐体と呼ばれる視細胞があります。下図参照してください。それぞれの錐体が占める波長領域以外については,短波長側は酸素(O2)やオゾン(O3)が吸収しますし,長波長側は水蒸気(H2O)や二酸化炭素(CO2)が吸収します。正確には,すべての色を認識しなくても白色に見えます。赤と青と緑があれば他の色は全て表現できるからです。
*この分子と光の吸収を利用した機器分析のお話は別のノートに記載します

光の見え方について,いったんまとめますと

全てのカラーが見えると【白】

全てのカラーが見えないと【黒】(夜のことですね)

ということです。


さて,光と色の違いについては、、、、、続きます!

毎週1Noteはなかなか難しいですね。内容が発散してしまいました。。。

本文は以上です。


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