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引越の見積もりチキンレース

部屋の契約更新が迫っていて、今の家を出て行かねばならなくなり、先日、引越業者を5社ほど家に呼んで、見積もりをしてもらった。

もちろんどの会社もサービスの特性があるから、値段だけで比べるのも野暮だと思うのだが、想像以上に各社とも値段がバラバラだった。

パーッと部屋を見てざっくりと見積もり出す大手A社、一つ一つ家財をチェックして物量を細かく算出する中堅B社、とりあえず他社の見積もりを気にする大手C社、ダンボールなどの資材で5万円上乗せする地元D社、家財にはあまり興味のない、おじいちゃんがふらりと見積もりにやってきたE社。

やはり自分たちが何番目で、僕がどの予算感で悩んでいるのか、というのはどの業者も気にしていた。そりゃそうだろう。向こうだってどのカードを切ればいいか、周りの状況を見たいのだ。

でも、僕はどの営業さんにも「あなたが一番目です」と答えた。

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