スクリーンショット_2019-02-09_22

ウンチのDNA検査が、異世界だった件 ~ 採取編 ~

まえおき: 腸内細菌とは!?

突然ですが、皆さま、腸内にはめちゃめちゃ大量の腸内細菌がいるのをご存知でしょうか?wikipediaによるとヒトの腸内には、100兆 - 1000兆個 重さにして、1.5kg-2kgの細菌が住んでるそうです。そして、その細菌の種類やバランスは、ヒトそれぞれに異なるとのこと。(善玉菌多いとか、悪玉支配とか、、、)「腸内フローラ」 = 腸内お花畑 というチョット面白い名前も付いてます。そんなお花畑が体内に広がってると考えるとなんか不思議な気分。自分のがどうなってるか知りたい。。。そんな秘密のお花畑の勢力図を、ウンチを、DNA検査して調べるっていう夢のようなサービスがあります。

※詳細: マイキンソー 

「ウンチ」という、クソワードと、「DNA解析検査」っていうハイソワードがマリアージュしてるあたりに、より一層魅力を感じます。検査は、2万もする高い。ただ、ここは一肌脱いで体験し、やりたいと思っている皆さまにレポートしなければと奮起しました!

(本当はやりたいと前からゴネてたら、先輩がくれました。)

採取スタート

 と、前置きはこれくらいにして、採取スタートです。写真のようなキットが届きます。採取キットと呼ばれる怪しげなミニ試験管みたいなやつと、らくとりシ〜トと呼ばれる紙と、問診票です。説明書を乱暴に読むと、「トイレで、らくとりシ〜トにウンチして、その一部を試験管に入れて問診票と一緒に送ってね。」と書いてあります。「おーなるほど、いいね。面白そう」と気楽に思っていましたが、これが、やってみるとマジ異世界でした。

第1関門:30年の生活習慣との戦い

便意が生じると、まずシートをトイレにセットします。ここまではスムーズ、あとはするだけ。と、ここで関門が。まず前提としてシートには、ウンチのみをしなければなりません。ただ、汚い話で恐縮ですが(いまさら)、ここのところ、30年間僕の「大」には「小」がもれなくセットついてきてました。小がいつものように、セットでついて来ようとするのです。いやー、無意識の積み重ねっていうもの恐ろしさ感じました。30年の積み重ねハンパない。これが60年の積み重ねになってたらチョット分からなかったですねー。無理だったかもしれません。良かったら、何の徳もありませんが、皆さんも試してみてください。えも言えぬムズムズに襲われるはずです。

↓ 戦い開始直前、「らくとりシート」セット時

第2関門:人類の便利機能との戦い

でも、関門はここでは終わりません。第1関門突破後、謎の達成感のまま採取に向けて立ち上がった瞬間にそれは降りかかります。あろうことか、ウォシュレットが、全自動で成果物のウンチを流そうとしてくるのです。めちゃめちゃ焦りました。もう文明の利器に負けまいと、急いで、うんちを引き上げました。

あります?「ウンチを急いで引き上げる」っていうシーン。

多分僕は、これが人生最初で最後の「ウンチ引き上げ作業」と思います。(と信じたい)進みすぎた文明はしばしば人間に牙をむきます。

引き上げたウンチの一部をなんとか試験管にぶち込み採取はなんとか終了しました。

まとめ + 今後

検便という非日常は、僕に「無意識の歴史との戦い」「進みすぎた文明との戦い」を教えてくれました。本当に、異世界体験でした。

先程ポストに投函しました。さあ、結果が出るのが楽しみ!どちらというとこの結果が本番なのに、それまででだいぶ楽しんだ感はあります。6週間後(結果遅っ) お会いしましょー。

これが、note初投稿で大丈夫かな。www

データ取りが好きです。 もしサポートいただけましたら、大変喜びます。そして、全額次のデータ取り資金とさせていただきたいと思います。m(_ _)m