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悩みがすっきりしたきっかけ

ごきげんいかがでしょうか?

わたしはここ2週間DBの色々に振り回されて、毎日心が5, 6回は折れています。ボッキボキです。

そっちの対応に追われていて、中々進捗が出せずにつらい気持ちで溢れていました。また、CTOを含む開発メンバー5人もそっけない気がしてなんかもう普通につらいわ…みたいになるルーティンで仕事していました。

しかし今週に入ってとあるきっかけでその原因がはっきりとして、悩みが解消されたので自分の中の整理も兼ねて書いていこうと思います。

プロとして

わたしたちはNo work, No payの決まりのもと、プロとして日々エンジニア業務に従事しています。

おそらく平均よりも高い給与を貰い、それぞれが自走し、それぞれが高いレベルで自身の領域に経験や知見を有しており日々の業務に当たっています。わたし自身入社してすぐに「めっちゃレベル高いな…。」と思いましたし、ついていけるか不安でした。

彼らは難しい機能の開発でも毎週成果を出し、しっかりとPRを上げてきます。わたしも先月まではそれなりにコードを書きPRを上げてデプロイをしていました。

しかし冒頭記載したとおり、ここ2週間はずっとDBのとある問題に悩まされており全くコードが書けていない状態でした。

なんとなく日に日にメンバーとのチャットが減り、うまくコミュニケーションが取れていない気がしました。

No work状態だと思われているんじゃないかと思って怯えつつも問題が解決できない日々が続いていました。プロとしてお金を貰ってはいけないレベルで仕事をしていると感じていましたし、認められていないと思っていました。

気付きのきっかけ

先週末だったのですが、採用にまつわるとあるきっかけでわたしの業務を棚卸ししてもらう機会がありました。

棚卸ししてみるととてもつらい状況になっていることに気付き、わっと色々出てしまったんですね。

棚卸ししたわたしの業務はこんな感じです

 - 監視やCI / CDの運用
 - 適切なログ設計
 - ログ分析基盤の構築 / 運用
 - 分析基盤をビジネスサイド向けに使いやすいようにカスタマイズする
 - アラートに対して適切な対応
 - アプリのコードを見ながらエラーの切り分け

これが暗黙的に1人でやっていた日常業務です。
これプラス開発業務もやっていたという状態です。

DevOpsのアンチパターンとも言える状態ですね。弊社はスタートアップで人が少ないのでどうしても頑張らないといけないタイミングがあり、それが今だとは自覚していましたがここまで膨れ上がっているとは自分でも想像つきませんでした。

わたしが詰まってしまうと上記の業務が全て止まってしまうため、次々出てくる問題や課題をちぎっては投げちぎっては投げしなければいけない状態がこの2ヶ月くらい続いていました。

これを棚卸ししてもらい、言語化してもらった結果ようやく自分自身でヤバさに気付くことができましたし、ほんとにつらい…とようやくSlackに投げることができました。

またそれはメンバーも同様だったようで、なんとなくわたしにお任せしていた業務が可視化されたことで何が詰まっている原因なのかを話す機会が持てました。

これはわたしにとって非常に大きかったです。

みんな忙しいのは知っていたけれどもこぼれたタスクをわたしが全て受け止めていたことが改めて共通認識として持てたので良かったです。

全員で対応してみた

上記のことから今詰まっているのは何か、という話題になりました。

みんながログを元にああでもないこうでもないとチャットをしていきましたが、それはこうだったあれはこういう結果になったなどわたしが全て試したものしか出てきませんでした。

これだけできる人たちでも抜本的な解決策が湧かないのか…と絶望しましたがふとあることに気付きました。

5人が頑張って捻り出すアイディアをわたしは1人ですべて出し切り検証をして結論を出すことができていました。様々な環境で多くの経験をしてきたエンジニア達でもわからないものと1人で戦っている。

逆に言えばわたししか倒すことのできない問題と戦い続けている。

これはもう誇るべきことではないか?と思いました。

さらに言えば恐れ多かった彼らからするとわたしはインフラという領域において傑物であったんだと思いました。

多少誇大な表現かもしれませんが彼らからすればわたしに任せておけば大丈夫だし、ほっといても勝手になんとかしてくれると思われていたのです。

インフラの領域のプロとして既に認められていたことに気付きました。

それを確信したのが今日で、ようやくもやもやした気持ちが晴れてやってやるという気持ちになることができました。

まだ解決の糸口は見えていませんが、少なくとも昨日までのモチベーションとは明らかに違い明日から働くことができます。

もっと早い段階でメンバーに対してアラートを投げていれば良かったなあ…と感じました。そうすればもっと早くこういう思考になれたと思います。

なんとかこの問題をぶっ倒してまた新たな課題を倒していこうと思います。


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