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今の時代にこそ必要なGLAY。 彼らを応援して私に起こった変化とは?

「GLAYが好き」と言うと、返される「古くない?」という言葉。「全然古くない!」し、新型コロナウイルスの感染が拡大し日本中に暗い雰囲気がただよう今、必要なのはGLAYだと思っている。

私はGLAYを応援したら、自分自身が変わった。信者のような言い方だが、その変化のおかげで、今、前向きに生きられているのだ。

今、暗い気持ちを抱えている人が、この記事でGLAYを知り、少しでも前向きな気持ちが抱けるよう変化するのを願っている。

 
日本を代表するロックバンドGLAY

GLAYは、1994年にメジャーデビューし、今なお活躍し続けるヴィジュアル系ロックバンド。

1997年に発売したベスト・アルバム『REVIEW−BEST OF GLAY』の累計売上枚数は480万枚超え、1999年に幕張メッセ駐車場特設ステージで開催した『GLAY EXPO ‘99 SURVIVAL』は単独アーティストによる有料ライブの世界記録となる20万人を動員……など、社会現象にもなったモンスターバンドである。

他にもとんでもない記録を多く持っているが、それらについては述べない。また、楽曲についても、聴けば良さが分かるので割愛する。ぜひ聴いていただきたい。

今回紹介するのはGLAYの人間的魅力である。ここからはGLAYの人間的魅力を、彼らを応援したことで私に起きた3つの変化と絡めてお伝えする。


GLAYを応援したら①
目標に向かって頑張れた

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↑2018年ライブを開催した函館に掲げられたメッセージ

GLAYは『約束を守るバンド』と言われている。約束を守るのは、人として当たり前だ。しかし、芸能界のグループアーティストが、長期間に渡って約束を守るのはそう簡単ではないと思う。

GLAYの守っている約束にはどのようなものがあるのか。例えば、北海道出身である彼らは、2007年に財政破綻した夕張市をサポートし続けることを約束している。現在もその約束通り、夕張市を年に1回は訪れ、イベントの開催や寄付などを行っている。

また、2005年の東京ドーム公演では、ボーカルのTERUが「10年後、このステージに戻ってくる」という趣旨の約束をファンと交わし、2015年まで一度も東京ドーム公演を行わなかった。人気絶頂の彼らは東京ドームに立てるチャンスが何度もあったのに、ぽろっと言ってしまった約束を守り切ったのである。

ファンは推し(応援しているアイドルやアーティスト)に似るという言葉があるが、それはファンが推しを真似て変化するからだと思う。GLAYが約束を守る姿勢を見て、私も自分を律して日々頑張れている。

すべてがGLAYのおかげとは言い切れないが、次のライブまでに取得すると勝手に約束した資格試験には無事合格した。GLAYを応援し、彼らのように目標に向かって頑張れたのである。


GLAYを応援したら②
変化の激しい現代で、心のよりどころができた

GLAYがファンにしている最大の約束が、「解散しない」である。

応援しているグループが解散したり、メンバーが脱退したり……このような経験はないだろうか?私にはある。大好きなアイドルグループのメンバーが脱退したことだ。違うと分かっていても、今までの活動も嫌々だったのではと考え、残ったメンバーもやめてしまうのではと不安になり、応援できなくなってしまった。

このとき私を支えてくれたのは、「解散しない」と言い切っているGLAYだった。彼らは解散しないから、安心して応援でき、少しずつ心の傷も癒えていった。

もちろん、解散しないと言いながら解散した、ずっと続けたいと言いながらメンバーが脱退した、そんなグループはたくさんある。それほどに、変化が目まぐるしい現代でグループ活動を続けることは難しいのだろう。しかし先ほど述べたように、約束を守るGLAYが言い切る「解散しない」は絶対的に信頼できる。

GLAYは絶対に解散しないので、心のよりどころとなる。ほかのグループを応援している人も、彼らの応援も加えてみてほしい。


GLAYを応援したら③
自然と情に厚くなった

GLAYはとにかく情に厚い。

まず郷土愛が強い。地元である北海道 函館市では、定期的にライブを行なっている。私も函館には3度訪れていて、彼らのおすすめするお店や観光地をめぐった。「僕らの育った函館はこんなに素晴らしいんだよ」と教えられ、縁もゆかりもなかった函館を大好きになった。同時に自分のふるさとも大切にしなくてはと感じさせられた。

また、2014年には東日本大震災があった仙台で復興支援ライブを開催した。ただのライブでなく、仙台で買い物や食事、宿泊をするような仕掛けが組まれており、大きな経済効果があるものだった。全国からファンが集まり、仙台に活力を生む。ちっぽけな私だが、GLAYを通して復興支援ができた気がして嬉しかった。

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↑仙台復興支援ライブ『GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary』の様子

GLAYを応援すると、忙しい現代で忘れがちな、ふるさとを大切にする気持ちや、他人を思いやり助け合う気持ちを自然と思い出す。少し情に厚い人間になれているようだ。


新型コロナウイルス感染拡大の今、
ファンを支えてくれているGLAY

最近のGLAYは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月に予定されていたドーム公演を中止した。

ファンに向けては「僕らは解散しないバンドとしてこれからも続けていきます。そのためにはまずみんなが健康であることが一番だと考えました。今は耐えるときですけど、これを乗り越えたとき、GLAYの音楽で皆さんとつながれたらなと思います」と呼び掛けた。そして医療機関に1000万円と、ライブで使用予定だった5000枚のマスクを寄付した。

先の見えない今の状況でも、GLAYは解散しないと繰り返し、乗り越えた時の楽しみを約束をしてくれた。また彼らの行った寄付活動に、改めて情の厚さを感じた。

暗い気持ちになっていたファンは、GLAYが約束してくれた未来を楽しみに、GLAYのように今できることをしている。私もその一人で、今日も彼らに支えられながら生きている。改めて、今の時代にこそ、GLAYが必要だと思う。