見出し画像

我が子が自宅に来た日

産後5日の入院を経て、妻と子どもが自宅に帰ってきた。

子どもにとってみれば、帰ってきたというよりもドコダココハ?感が強いかもしれないが、これから十数年または何十年、もしかしたら一生住むかもしれない場所である。


退院当日

午前10時半ごろ病院へ到着し、入院費用等の会計を済ませた。僕のひとつ前にいた男性(おそらく同じ境遇)が受付の方をイライラさせてしまい、そのとばっちりを受けるところから始まった。

まあ、ここについては多くは語るまい。


入院時の見送りでは、エレベーターホールのところまでしか行けなかったのだけど、今回は荷物に加えて子どもがいるということで、エレベーターで上がるところまでは許されていた。

待つこと数分、先に荷物が運ばれ、続いて妻と、台車に乗せられた我が子が登場した。さながら主人公登場、といった具合であった。寝てたけど。


写真や動画を毎日のように送ってもらい、その顔を眺めてはいたものの、やはり生で会うと違う。何よりもまず、新生児は思っていたよりずっと小さく、「"かわいい"の語源はこれか」と思うほどだった。

台車から妻の腕の中に移り、僕は多くの荷物を抱え、送ってくれた事務員さんに挨拶をしてその場を後にした。

ロビーで子育てタクシー(チャイルドシート付き)を待ち、帰路についた。

ちなみに、タクシーの運転手さんが車に乗り込んだ後、「そういえば写真、撮りましたか?」と声をかけてくださり、退院記念写真を忘れずに済んだ。ありがたい。


帰宅してからのこと

帰宅後、本当に申し訳ないことに僕は前回の記事で書いた、群発性頭痛の発作のためダウンした。

タクシーで帰ってきている途中から段々と痛くなり、ピークに達する前に薬を飲んでみたけど、ほとんど効かなかった。

なんとか耐えて耐えて、タクシーを見送った後で片付けもそこそこにベッドに倒れ込んだ。。不覚である・・・


頭痛が治まり、ようやく我が子と自宅での対面を果たした。

実はそれまで抱っこもしていなかったので、ここで初めて我が子を抱きかかえることとなった。手付きはまだまだおっかなびっくりだったと思うけど、それは大切なものを扱う意識の頂点だと思ってほしい。


画像1

この日の夜は、妻のかねてからのリクエストであった出前の寿司。

飲んでいるのはノンアルコールのスパークリングワイン的なもの。僕も頭痛の発作を誘発しないようノンアルコールにした。

我が子が自宅に来た、初めての記念写真を撮った。もちろんセルフタイマーで撮ったわけだけど、我ながらいい写真が撮れたと思う。表情がまだ父親の風格じゃないことを除けば。笑

---

夜のことなどはまた時間があるときに書こうと思う。

まだ育児は始まったばかりなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?