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【教員が豊かに働ける】→【子どもが豊かになる】→【保護者と社会が豊かになる】
はじめまして。
どう解く と申します。
公立中学校の教諭として働きながら感じた
「学校のこの部分が良くなれば…」
「こういった価値観が広まればもっと環境がよくなるはず!」
といったことを発信して、子どもたちにとって、保護者にとって、先生方にとって、よりよい環境を作きたいと思い、投稿を始めました。
【現在の教員の労働環境は?】
厚生労働省が公表した2018年版の過労死等防止対策白書によると、全国の小中高で働く教職員の1日の平均勤務時間は全体で11時間を超えるとされています。
また、文部科学省が公表している人事行政状況調査によると、うつなどの精神疾患で休職した公立学校の教員数は全国で五千人前後で高止まりする状況が続いています。
過労死にいたっては、文部科学省が把握しているだけでも2006年からの10年間で63人もの学校教員が命を落としています。
人材不足も深刻です。ある自治体では代替教員が見つからず1か月授業が行えなかった学校も出てきているようです。全国各地の教員採用試験の倍率低下もとまりません。
【教育の未来】
いつもなら部活動で、生徒と一緒に汗を流している
そういった時間が生徒との関わりを深め、
新たな生徒指導の気づきになったり、生徒の成長をみる機会になったりする
生徒には、自信をつけるためにどうしたらいいか
人間関係の在り方などたくさんの学びを与えられる
しかし、いまこうして休日に教員として
プログラミングや租税のことなどたくさんの学びをしていくなかで
もっと、別の場面で多くの子どもたちに還元できるのではないかと思いました
これからの子どもたちにとって本当に必要な学びは何か
また、そういった学びをする十分な時間が教員に確保されているのか
そのための教員の労働環境整備が必要だと思います
部活動は生徒の長所を作ったり伸ばしたり、人との関わり方などを継続的に深く学べるシステムになっているところが大きいと思います。
しかし、長期的な目で見た時、それは持続可能な仕組みでしょうか
前提として、部活動は教育課程外の活動であり、行う場合には教育課程との関連が図られるようにするものという位置付けです。
部活動顧問のなかには任されているものが
苦手であったり
経験がなかったりするものを任されているケースもあります(むしろ多い?)
そういった人たちの心の衛生環境はどうでしょうか?
毎日毎週、心のモヤモヤを抱えていることでしょう
新学習指導要領に準拠した授業準備やSNS発達による新たな生徒指導事案に向き合って対応していかなければなりません
【これからどうしていくか】
いろいろと書いてきましたが、様様なメディアが発信してきたように教員の労働環境については、世に知れ渡ってきているように感じます。
これからは、世の働き方改革の後押しを受けながら学校現場レベルで具対的にどのような取り組みを試してくべきか について実践し、よりよい学校を目指していく段階に来ているように感じます。
このnoteを見てくださっている方は、「これからの教育を良くしていきたい」「学校をもっと働きやすい環境にしたい」
などと熱意を持っている方が多いと思います。
これからも、教員も子どもも保護者も豊かになれることを目指して投稿していきたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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