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南極に行きそびれた

実は南極へのチケットが当たったのは2度目なんです。

そして、いざ出発の日。

出航するフェリーを囲み大勢のギャラリーにスタンドが埋まる。

大学時代のバイト仲間で南極に行くのが夢っていってた子も当選したようで、桟橋に顔が見える。

僕も乗り込もうと列に並ぶ番になったところへ、

小学校の時の友達が譲ってくれと、徐に財布からお金を取り出し声をかけてきた。

如何にもお金がない感じでしわくちゃの5000円2枚と1000円札に小銭も何枚か。

いやでも・・・

内心、いやいや旅費10万円相当はするし、
いやでもまだ支払ってないから、ここで譲った方がお得か、

とか何とか考えているうちに、船は出航…

あー・・・

と思いながらも、南極に本当にいってしまうのか自分というドキドキから解放されたのもあって少し安堵もしている。

その安堵感と残念さの混合的な深いため息をついたところで、

目が覚める。

はいそうです。

いつものやつです。

まだ寝ぼけている段階なので、

上手くやれば元の出航段階くらいからの夢には戻れる自信はありましたが、

いやいや冷静になってみれば、出航段階の夢に戻ってどうする。

と思い直して、起きました。

何か新しいジャンルの夢でした。

あと10万円でも南極はいけないと思いますけどね(笑)

#毎日note #夢 #1度は南極に行ったという設定 #遠い記憶 #古い友人


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