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少し外れ気味に

先日テニスをしていて気づいたことがある。

ボールは自分でタイミングを計り迎えにいって打つのだ。

左でも右でもどちらでも距離とタイミングを計り、打つ。

対して、自分に真っ直ぐに向かってくるボディへのボールは非常に取りづらい。

左に回り込むか、右に回り込むか、迷っていたら間に合わず海老反りして避けてしまうことにもなる。


恋愛も同じではないだろうか。

相手と適度な距離感を保ち、お互いを知るためのラリーを続ける。

相手が打ったボールを迎えにいって相手に返球する。

それをまた相手が迎えにいって返球する。

ただ相手に合わせるだけでなく、相手にも調整をしてもらいながらラリーを続けるのだ。

恋愛において、誠実・実直と言えば好感触の印象である。

だが注意したい。

直球過ぎは却って海老反りされてしまう。


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