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鉄道撮影の有名スポット「モノサク」の魅力は車両撮影だけではなかった

朝日インタラクティブ社では、鉄道情報メディア「鉄道コム」も運営しています。実は、編集長の松岡が中学生時代にドメインを取得して立ち上げたサービスなんです。その歴史は下記の記事をご参照ください。

20周年を迎えた昨年、クラブツーリズムさまと協力して貸切列車まで運行してしまいました。まさに「継続は力なり」。

ソニーマーケティングさまと共同で開催した「懐かしの鉄道写真コンテスト」は見ごたえありました。さらにその講評会では審査員から、鉄道写真撮影のTipsまで紹介され、鉄道ファンならずともカメラ片手に出かけたくなりました。

で、遅ればせながら、鉄道撮影の超有名ポイントが自宅近くにあることを知り、iPhone片手にデビューしてきました。その撮影ポイントは、千葉県のJR総武本線物井駅と佐倉駅にある通称「モノサク」というエリア。Google Mapにも登録されています。

撮影ポイント周辺は農道で道がせまく、駐車できません。今回は物井駅前のコインパーキングに車を停めて、15分ほど歩きました。周辺にコンビニや自販機はありません。3密の心配はありませんが、熱中症には注意が必要ですね。しかし本当に線路が近いし、柵も何もない。踏切の警報音がなり、遠く前方、佐倉方面から上り列車がやってきました。線路に近づきすぎないよう注意し、農道からiPhoneのズームで狙います。

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これはいいカメラ、レンズが欲しくなりますね、ダイヤも調べてカッコいい車両狙いたいですね、時間も考慮して順光を狙いたいですね、すっかり沼にはまってしまいそうです。

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こんな鉄橋もありました。真下にいると新橋のガード下とは比べ物にならない迫力!

周辺には、鉄道に関する遺構も残されています。1894年に開業した私鉄「総武鉄道」時代の橋梁「亀崎橋台跡」。

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昔は、ここを蒸気機関車が走っていたんですね。

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旧線跡。昔は直線だったようですが、在来線はゆるくカーブして走っています。

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すっかり鉄分多めとなりましたが「モノサク」の魅力はこれだけではありません。

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印旛沼から流れる鹿島川と総武本線。そう、この自然です。自宅近くの水田と違ってあぜ道に除草剤をあまり散布していないようで、今日も刈り払い機で草刈りをされている方がたくさんいました。おかげで、あぜ道の緑と用水路がきれい。たくさんのアメリカザリガニとクサガメ、小魚を見ることができました。網とバケツ、長靴を持ってくるんだった。お子さんを連れてきたら喜ぶでしょうね。

このあたりはヘビもいますし、カミツキガメが繁殖していることでも有名なので装備は万全に。また、手入れをされている農家の方の迷惑にならないよう気をつけたいですね。

駅への帰り道で何かのタマゴを拾いました。舗装された歩道でアリにたかられていたので割れているのかと思いましたが、割れていない。家人には「何か産まれたらどうするの!」と非難されましたが、それが楽しみだから持ち帰ったのです。もし何かが産まれたら、こちらでご報告したいと思います。

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