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初開催「オンライン雑談会」からの学び

 先月、弊社で初めてのオンライン雑談会を開催してみました。全社員にSlackで下記のように呼び掛けました。

在宅勤務、お疲れ様です。コーヒーブレイク的なオンライン雑談会を開催いたします。初回なので勝手ながら私がファシリテーターをつとめ、我が家のネコたちの協力を仰ぎ、ネコトークから始めてみようと思います。下記を原則ルールとします。
・任意参加です。途中参加、退席自由です。
・無理に話を振りません。しゃべらなくて聞くだけでOKです。もちろんしゃべりたい人はぜひ。
・ビデオOFFでもOKです。
・ネコたちの機嫌しだいでは出演がないかもしれません。
※部署やチーム、取引先などと、ランチ会やお茶会、飲み会でZoomの会社アカウントを利用してOKです。予約、利用方法は業務利用と同様にお願いします。もちろん、業務利用が優先ですが、足りないようならアカウント増やします。しばらく在宅勤務が続きますので、気分転換しながら業務のパフォーマンスを上げていきましょう。


 「全員無言だったらどうしよう」と心配で、我が家のネコたちを紹介するスライドを用意しておきました。最悪、一人でしゃべり倒してやろう、と。

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 時間になりましたが、数人しか来ません。想定内です(苦笑)。用意していたスライドで、プレゼンを始めました。15分ほどでしょうか、プレゼンが終わったころには10数名が参加してくれていました。あとで「Zoomに入ったら、社長がプレゼンしているから何事かと思った(笑)」と笑われました。

 それからは、心配していた無言状態にはならず、雑談が始まりました。しかしながら、なるべく参加してもらおうと「無理に話を振りません」「ビデオOFFでもOK」と案内したことがネックとなり、ファシリテートしにくい。

 結局、同じ人がずっとしゃべる、という無政府状態に。これはこれで楽しいけれど、当初のイメージと違う。

 「ラジオみたいに聞きながら仕事できてよかった」「会話したことがない社員の話が聞けて面白かった」という声もあり、気づきました!

「雑談」するなら一桁人数が適当で、全員がしゃべる前提でファシリテート
「雑談」とは別で社内コミュニケーションに「ラジオ的な社内放送」はあり

 あともう一つ、社員と雑談していて気づいた大切なこと。

「雑談」は経営陣が主導してやるものではない。経営陣がすべきは、社員が自発的に「雑談」しやすい制度やシステムを用意すること。

 「ランチ会やお茶会、飲み会でZoomの会社アカウントを利用してOK」とアナウンスはしていたものの、もう一工夫できますね。「オンライン雑談」をするチームには、UberEatsのギフト券でコーヒー代が支給される、とか。少し考えてみたいと思います。

 また「ラジオ的な社内放送」は、かなりいいアイデアなのではと思っておりまして、次回、ご紹介したいと思います。

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