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高山に行く前に、読んでもらえたら幸いです・・

秋の観光シーズンにおける、オーバーツーリズム状況はテレビで連日報道されていて、もう満腹です。(苦笑)
有名観光地は、隅々まで外国人が踏破し、かつて「円」の力を見せつけていたアジアの国々の方からは「円」の弱さを見せつけられ、ランチが3000円くらいだと「安いね」って、しかも多くが日本語を使って食事を楽しんでいる。
姉が「あの外国人、お箸の使い方が上手」などと昭和的なことを呟くが、世界中で日本食ブーム(もう10年以上前からだが)で、箸を使って食事をするのに不慣れな方は大幅減。そんな外国人は、金額を気にせず、日本で食べまくっていらっしゃいます。国内経済が低迷する中、インバウンド需要が観光業・飲食業・旅行業をけん引してくれるのは、嬉しいような、しかし、ここまでダメな「日本」になってしまった政府の政策に、悲しくなったり。GDPは3位か4位かしらんけど(泣)、円安は、日本人アイデンティティや、物価高に苦しめられる現状からして、1日でも早くなんとかすべき。
でもね・・、金利上がれば、中小企業が困る?(コロナで金バラまいた結果、いきなり外車買ったり、パチンコ三昧になった人飲食関係者沢山しってるけど、実際のところ、金利がどこまで上がったら本当にピンチ?それこそ金利上がって困った企業を、本気で支援すれば良いこと!)あとは、住宅ローン。住宅は裾野広いから、これが最大ネックでしょうが、これも、住宅ローンに限って、別の支援策を講じれば良いだけ。

ん?話が、最初から逸れ過ぎて、ちっとも高山の話しにならない・・ごめんなさい。
さて、高山には何回行かれましたか?
「10年程前に行ったかな・・」
そういうあなた!
もう10年前の、良き高山は残り僅かですよ。



京都もそうですが、いわゆる人が集まる界隈の風景は、10年前とは激変しています。いわゆる「ショップ」は、どの観光地も似た内装。つまりレトロ風のリノベが施され、商品展示も「映え」優先で、10代20代が飛びつく仕組み。(どこも一緒や・・)っと、もう辟易されていませんか?
そんな中、高山のメインとなるのは上三之町。もともと、築100年以上の国から指定を受けている地区なので、簡単にはイジルことの出来ない長屋ですから、ここのリノベは、当然、100年前を活かした造作。なので、ショップの中に入って天井とかを観るのも一計です。
そして、私がお勧めする場所をいくつか・・

①下二之町~東山遊歩道
ここは、京都で言えば祇園の白川筋にあたるような所。少なくとも団体客は来ません。なので、わりと静かです。日本人より欧米人を見かける場所。「京や」の前に垂れ下がるかりんの実、江名子川の川底に映えるカエデの葉。映えます!(写真は貼りません。ご自身で現地で感動なさってください。)

②下二之町=分隣堂(和菓子)
まず、メディアで紹介されることのない、和菓子店。
客は9割以上は地元の方。
高山の人が「お客さんが来たら、ここの栗よせを必ず出す」
そう言うほど、地元に愛され、そして
どこより美味しい。季節限定商品であるが、これをメディアが紹介しないのは、地元の方から「人気店になったら買えなくなるし、味が落ちるから止めて欲しい」と要望があるから・・らしい。(伝聞)
ここの栗きんとんも、中津川のそれより美味しい・・内緒だよ。

③上三之町=藍花珈琲店(カフェ)
ここは有名店なので書く必要はないが・・高山が今のような観光地にな50年ほど前から営業している蔵を改造したカフェ。
店主こだわりのコーヒーが美味しい。が
茶プチーノが絶品。これを飲む為にわざわざ高山に行っても良いくらい!
抹茶の香りが包み込んでくれます。

④上二之町=みやび庵(蕎麦)
高山には蕎麦の名店が多数ある。この店は、その中でも新参者。
私は、蕎麦通ではありません。最初に言っておきます。
なので、蕎麦を語るつもりもありません。
ただ、個人的に一番美味しいと思うだけです。
できれば「ざる」を「塩」だけで食して頂きたい。
麺はやや太めです。塩と蕎麦が口の中で香りのハーモニーを・・。
あくまでも、私は美味しいと感じるだけなので・・。
要予約店です。

あと和蝋燭の藤田屋とか、最近出来た飛騨牛の丸明とか、
ま、こんなんは、ガイドブックに載っているのでわざわざ書かなくてもね。
意外にお勧めなのは、ホテルアソシアの温泉。眺めもいいし、温泉だけでも入浴できるし。




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