ゴールキーパーのやりがいって?キーパーメンタリティー


いつも見ていただきましてありがとうございます、竹之内です。
10月に入っていよいよシーズンも佳境に入ってきましたね!
リーグ戦も順位が決まって昇格や降格が見えてきたり、選手権予選も始まってきたりなどこの1年のまとめに入ってきて色々と楽しみな時期に入ってました。

ただ我々のチームはというと、選手権予選は久しぶりに1次予選敗退という結果に終わってしまい、さらには下のチームもリーグ戦がなかなか勝てなかったので、改めて試合に勝つということがどれほど大変なのかということを思い知らされた1年になりました。
こうゆう年は当然キーパーの失点シーンをよく見ることになるので、キーパーコーチの感情はとても複雑です。

それ以上にキーパー本人が悔しさや情けなさや苦しさを味わうので、全カテゴリーのキーパーは大変だったと思います。

こうゆう時、何故キーパーをやっているの?
キーパーって責任重大だよね!だからやりたくない!
など思われる人、結構いるのでは?と思う。

なので今回はそんな難しいときのキーパーメンタリティーについて私の考えを書き留めていきたいと思います!
最後までお付き合いしてもらえたら幸いです!

キーパーメンタリティー

キーパーをやられたことある方なら共感していただけると思いますが、フィールドに立っているキーパーって「孤独感」「不安」「恐怖」などと言ったネガティブな要素を感じながらプレーをしているんですよね!
そんなキーパーのメンタリティーだからこそ、私が考えるキーパーにはこんなメンタリティーでいるように指導を行うようにしています。

「どんな状況でもゴールを攻撃的に守る姿勢と味方のミスを助ける行動と発言」

近年、私の元に居たキーパー達はこの意識で望むように伝えていたため、味方のために闘う姿勢やゴールを堂々と攻撃的に守る姿が際立っていたなと思う。

メンタリティーという言葉は抽象的で数値化できないので発言や行動こそメンタリティーの具現化でなければならないと考える。

実際キーパーを評価するとき、数値化されたものが多くを占めます。(例えば、失点率やパス成功率など)
特に失点率はサッカーの勝ち負けに直結するのでわかりやすいですね。

メンタリティーは抽象的な言葉で、数値化できないものであるため、評価をするにはよりその選手の発言や行動、努力の結果どのように人として変化をしたのかを見た上で考えなければならない。

なおかつ、サッカーは足を使うスポーツなのでミスはあって然るべきで、そのミスが攻撃時だろうと守備時だろうとキーパーはそのミスを責めるのではなく、助けることが仕事なのです。
(ミスを起こさせないために必要な準備を行うことを大前提にする)
なので、キーパーは我慢強くひたむきな姿勢を持っているかも評価の一つになります。

この姿勢こそ、キーパーのメンタリティーが問われる瞬間だと思う。
試合の中で10回セーブをしても1失点でもすれば責められ、見えないプレッシャーに押しつぶされそうになりながら戦うキーパーの姿勢、さらには上記したように味方をサポートしながら、自分が我慢強く戦うというこの姿はとても輝いていると思う。

こんな姿をしているキーパーってどんな難しい状況であれカッコいいと思いませんか?

ぜひどんなカテゴリー、どんなプレーレベルであれキーパーをやっている選手をそのような目で見てもらえるととても嬉しいです!

次回は味方との関係性を構築するために必要なリーダーシップとキーパーの関係性について発信して行きたいと思います!

また次回もよろしくお願い致します!

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