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イカみたいだね。

こんばんは。

KANAです。

今日はわたしが、ダンスを始めたころのお話をさせてください。(´・ω・)


私は大学を出てからダンスを本格的に始めました。

好き!憧れ!という単純な想いでダンスを仕事にしたい!と思うようになり

ダンススタジオに通い始めました。


なんとなくダンスにも慣れ始めた頃、

もっとプロを目指すようなスタジオに通いたい!と思い、スタジオを変えてみました。


ステップアップのため!

わたしはワクワク、ドキドキしていました。


本格的にダンスに取り組むスタジオだけあって、初心者だったわたしには周りのみんなが上手に見え、劣等感を感じながらもついて行こうと必死に頑張っていました。


しばらくそのクラスを受けていたある日、

先生が私に

「KANAちゃんイカみたいだよ〜〜〜〜笑笑」

と手をウネウネさせながらユーモアを交えながら言いました。

するとそのクラスの十数名の生徒たちが


どっとわたしの方を見て笑いました。


...


わたしは女性の平均身長より背が高く、その分、平均より腕が長く、しっかり意識しないとぶらぶらだらしなく見えてしまうので

その姿がまるでイカみたい、

そう言われてしまいました。


今では理解出来ます。なぜそう言われたのか。

今ではこの腕の長さ、見え方に注意しながら踊ることが出来てきました。ですが、当時のわたしは振りを覚えることで精一杯でそこまで意識出来ていませんでした。



先生やみんなから笑われ、その時は笑って誤魔化したような記憶がありますが、


当然ショックを受け、一気に自信を失い、泣きながら帰ったのを覚えています。踊るのも怖くなりました。



その時、その先生のベストな伝え方は面白おかしく伝えることだったのだと思います。


出来ていない。

おかしいよ。

ということをわかりやすく教えていただいたんです。


相手に何かを教える伝える側の伝え方は大切だなと思います。

どんな言葉を選ぶか。

どう伝えたらその子がよりよく見えるようになるのか。


先生からの言葉というのは自分が思うより、生徒の心に残るんだなとわたしは身をもって体験しました。


先生は誰もが知ってる有名な場所で踊っていらっしゃった経験のある素晴らしいダンサーの方でした。

なので見たことなかったんだと思います。わたしみたいな変な踊りをする子を。



何年も前の出来事ですが、

今でも心に焼き付いています。



何か新しいことに挑戦したり、学校に通い始めたり、すんなり行くことばかりではないですよね。

でもどんなことがあっても何年後か自分のためになってます。

わたしも人より大変なこの長めの腕と上手く付き合っています。

悲しかったし、悔しかったからこそ、なんとかしようと工夫をしました。

だから今では指摘してくださったことを本当に感謝しています。




笑われても惨めでも浮いていても

大丈夫です。



出来ないから習いに行ってるんです。

だから堂々としていればいいんです。


今ではこう思えます。

そのときはただただ不出来な自分を責めることしかできませんでした。




今わたしは生徒たちに教える立場になりました。

伝え方、この子にはどんな言い方がベストか、

どう伝えたらうまくなるかよく考えてから伝えるようにしています。


先生の言葉は生徒にとって大きいものです。

一生心に残るものです。

時には厳しい指摘も伝えなければならない時もありますが、わたしは真剣に伝えるよう心がけています。

その子の為を想った言い方をするよう気をつけています。


その指摘したところはどうしたら良くなるのかアドバイスを考えてきちんと伝えてあげると生徒たちは無駄に悩まず済むかもしれません。


笑いをとる方がいいか真剣に言われた方がいいか好きずきなので、

どちらがいいかは分かりませんが。。


当時。笑われるのはわたしにとっては少しきつかっただけで。。。それを笑って受け取れる人もいると思います。わたしがナイーブなだけだとも思います。


わたしにとってのこの苦い経験も

今ではとても生きています。

経験したからこそわかることがあります。

わたしは優秀な人間でも才能のある人間でもないから、思うように出来ない生徒の気持ちが痛いほどよくわかります。

わたしがこのような経験ができた分人の気持ちがわかる人間になれた気がします。

だからわたしには自分の生徒にきちんと伝える使命があるように思います。

出来る子だけでなく、今は不器用な子もきちんと見てあげられる先生になりたいなと思っています。


なんでもこれからも生かせばプラスです。(o^^o)




どんな状況でも頑張ろうとしている人を笑う権利などありません。


それだけは正しいと思います。

周りの同調意識。とりあえず笑っとけ。

学生でも職場でもよくあると思います。いじりとか。からかい。

時に大事だとは思いますが、コミュニケーションのひとつでしょうか、、

わたしは、少し苦手です。。





わたしの作るクラスではダンスを教えるだけでなく、子どもでもひとりの人間としてきちんと向き合うよう意識しています。

特に子どもには大切な時期を預からせていただいていますから。


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語りすぎてしまいました

またレッスンについては改めてお話させてください。レッスンの話になると少し熱くなってしまいます。笑


今日はイカについてのお話でした笑

苦いイカの話、初めて人に聞いていただきました!トラウマもこれで成仏させます笑♡

今回も最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)

スキ押していただけたら嬉しいです。

今日もお疲れ様でした。

それではまた

おやすみなさい♡

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