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2021年は利確ラインを決める

久しぶりのノートです。

遅くなってしまいましたが、ニューイヤー駅伝の応援ありがとうございました。

チームは9位、自分は6区区間5位という結果でした。
優勝を目指していましたが他のチームは強かったです。結果を受け入れてまた頑張っていきます。

2021年は(正確には2022年ですが)ニューイヤー駅伝優勝、個人区間賞。
トラックでは5000m13分20秒台、10000m27分台を目標とします。

駅伝の目標については言わずもがなです。
トラックの記録は、このラインが日本のトップで戦うための必要条件だと思っています。

逆に、記録はあくまで記録なので、闇雲に求める必要もないと思っています。
上の目標が達成できたら、その時点で2021年のトラックは終わりにしてもいいと思っています。株でいう”利確ライン”ですね。
それ以上のパフォーマンスを求めることは、記録を伸ばせるリターンよりも重要なレースでうまく走れないリスクの方が大きくなると考えています。記録をひたすら伸ばすことが最優先事項なら天秤にかける必要はないですが、駅伝やマラソンがある以上、優先順位を考える必要はあります。

2020年のプランで反省すべきところは、その利確ラインなるものを決めていなかったことです。9月末に5000mで13’36を出した時点で、ここまでうまく行きすぎているからトラックは終わりにしよう、という判断でも良かったと思います。
それ以降もさらに記録を求めて11月半ば以降は怪我を騙し騙しの状態になり、日本選手権とニューイヤー駅伝にベストの状態で臨むことができませんでした。

また積極的にこう考える理由に、以前ほど記録に価値を見出さなくなったというのもあります。

今年は新型シューズ、例年と異なるシーズンイン、記録が出ていることによるマインドの変化等々の要因で記録水準が大きく上がっています。
何がどの程度影響を与えているかはわかりませんが、とりあえず記録水準が上がっていることは事実なので、記録の価値が以前とは変わってきています。

日本選手権の10000mで十数人が27分台を出すのを生で見て、もし今後自分が27分台を出しても心から喜べないんだろうなという気持ちになりました。「27分台ランナー=日本で指折りのランナー」という価値観が一瞬で崩れ去りました。絶対的なものだと思っていた記録の価値も、案外相対的なものだったことにふと気づかされました。

そういうわけで、記録はあくまで記録と割り切って、ここぞというレースでベストパフォーマンスを発揮することの重要性が自分の中でさらに高まりました。
強い人ほどそう考える傾向が大きいと思うので、ようやく近づいてきたと言えます。

すぐに頑張りたいところですが、年明けには両脛が疲労骨折していたことがわかり、他の部分の故障も完治していないため、本格復帰には時間がかかりそうというのが現状です。当然2月3月のレースは出られません。無計画の代償は大きいですね。

2021年は早々にトラックの目標を達成して、駅伝とマラソンに向けてじっくりと仕上げて最高のパフォーマンスをお披露目できるようにしようと思います。

今年も応援よろしくお願いします。

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