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ようやく走り始め

ニューイヤー駅伝が終わってからは、レースの予定も立てず、休養に専念していた。

右脛の治りが悪いためMRIを撮ったところ、全く痛みのなかった左も含めて、両脛骨疲労骨折という診断だった。これは治癒過程だったこともあり、それほど長引かなかった。

MRI上で白くなっている部分が、骨にダメージがある部分。かなり広範囲に渡って骨がダメージを受けていた。

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また、左膝裏の内側(半腱半膜、長内転筋、薄筋が交わるあたり)を慢性的に痛めており、こちらの方が復帰を遠ざける原因となった。この部位は昨年11月あたりから痛めていた場所。骨よりも慢性的な筋肉の故障の方が厄介というイメージがついた。

今はジョグはなんとかできるようになってきており、徐々に距離を増やしている段階。良いトレーニングサイクルを回せている時は、週180〜200km走りながらポイント練習を入れているので、まずはボリュームをそれに近いくらいに戻していきたいと考えている。といっても、まだ身体のバランスが整っておらず、回復力も落ちているのでなかなかハードな道のりである。

体力レベルが落ちている分ジョグのペースも落とすべきなのだが、良い時のリズムを身体が覚えているせいでペースを落とすのがなかなか難しい。故障前よりも同じペースでのジョグの心拍数が5〜10bpm高い状態で、キロ4分を切るとかなりきつい。また、左右の接地時間も2〜4%の差があり、身体のバランスが悪いことが数字にも表れている(良い時は1%以下)。ジョグでもこのような感じなので、本格的なポイントを入れるべき状態ではないとわかる。

レースが近いのであれば、ボリュームは諦めて400や1000のようなショートインターバルで叩いていく方針もありだが、レースが遠いのでじっくりやっていく。身体の故障耐性や回復力のキャパが小さい状態で本格的なトレーニングをしても結局長続きしないと思っている。

ショートインターバル系は身体のバランスが多少崩れていてもごまかせてしまうことがある。肉離れ系やアキレス腱の故障の場合は厳しいだろうが、骨や関節の故障の場合、接地時間や運動時間が短い分、むしろジョグよりも痛みがないこともある。レースが近い場合は、高強度トレーニングで生理的能力を維持しながらしのぎ切る作戦もありだと思う。しかし、レースがあるわけでなく、ゆくゆく自分史上最高の状態を作り出すことが目的なら根本解決にならないだろう。

また、今は週2回程度で自重でのランジ系のトレーニングを行っている。最大筋力向上や筋肥大を目的としたものというより、臀部でしっかりと体重を受け止める訓練。使いたい部分に刺激を入れて、走りの中で使えているかどうか確認する作業の繰り返しだ。とにかく今は自分の身体と向き合う地道な時期である。

ところで、日本選手権の参加標準記録が発表された。5000mは13’32”00、10000mは27’55”00。昨年の記録ラッシュを踏まえると妥当なラインだと思う。

10000mの持ち記録は28’19”48で、申込標準記録の28’16”00にすら達していない。秋冬に比べると春先の10000mは気候的に記録が出にくいので、あえて狙いにいく選択肢はない。参加標準記録は夏のホクレンディスタンス、もしくは秋の八王子ロングディスタンスあたりでチャレンジしたいと思う。

5000mは現在参加標準記録を突破している選手は10名程度。持ち記録は13’36”19なので、出場定員30人に入れるかギリギリのライン。13’32”00に届かなくとも、少しでも記録を伸ばして出場へ近づきたいところではある。今の持ち記録から2秒伸ばせれば、出場は確実というラインだと思う。

しかし、今の身体の状態では3月からポイント練習を再開できるのが最高のシナリオ。無理に合わせにいかずに、日本選手権は今の持ち記録で通ったらラッキー、ダメなら潔く7月のホクレンディスタンスで記録を狙うというプランの方が現実的である。いずれにせよ、2月にすべきことは3月からまともなトレーニングをするための最善の取り組みで、それから先の計画は3月になった時の状態次第となるだろう。

治りが芳しくないのは、気温が低いのも原因のひとつだと思う。これから少しずつ暖かくなってくるので、気温の助けも借りながらトレーニングをしていきたい。

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