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早稲田大学記録会5000m

13’36”19、組2着でした。

自己ベスト。日本選手権A標準(13’42”00)突破。

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7月のホクレン千歳で13’44の自己ベストを出してすぐに、秋シーズンの目標を13‘40切りに定めた。
これもシーズンイン時点の自己ベストを13秒更新する十分なタイムだったが、レースが終わったあと、まだやれたんじゃないかという思いが自然と湧き上がってきたからだ。

ホクレンが終わって1ヶ月以上にわたる夏合宿では、常に秋のトラックシーズンを意識して過ごした。
長距離の夏合宿というと一度トラックシーズンからリセットして、悪くいうとチャラにして「タメ」を作るイメージがあった。
しかし今回はトラックでの勢いをより加速させるイメージで行った。トラックで手に入れたものを手放さないように、慎重に、丁寧に練習を積み上げていった。
具体的には、距離走よりもスピード系の練習を重視し、1000〜3000mの単発のスピードも入れてレース感覚を維持した。(それでも月1000km以上は走った)
またチューブを使った上半身のトレーニングを取り入れてまずは可動域の確保に努めた。

夏合宿が終わってからは、チームの外国人選手(ビクター、グレ)とかなり質の高いポイント練習を行った。
これは心理的な障壁を壊すのに大いに役立った。今まで走ったことのないペースでもその気になればいけるものだし、ケニア人には勝てないというのも一種の固定観念だということに気づくことができた。

順調に練習を消化することができ、普通に走れば13’40切り、コンディションや展開に恵まれれば13’35切りも可能だと思っていた。
そしてレースでは無事力を出し切ることができた。

やってきたことを形に残せたという点では嬉しいが、想定通りではあるので結果に驚きはない。
しかし、1年半前に14’03”というチーム最下位の持ち記録で門を叩いた自分が聞いたら、驚きどころか信じてすらくれないと思う。GMOアスリーツというトップチームに揉まれて実力も視座も引き上げられたのだと実感する。
これまでは完全に引き上げてもらった側の人間なので、少しづつチームに恩返しができればいいと思う。

おそらく今年の5000mはこれで終わりです。次は10000mで27分台にチャレンジします。
そしてトラックで手に入れたスピードそのままに、駅伝やマラソンに向かっていきます。

最後に、このような状況下で競技会を開催してくださりありがとうございました。





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