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2019年2月の読書ログ+おすすめ3冊

こんにちは。ぽんたです。

年初に『年間300冊本を読む』という目標を立てました。

今日は2月に読んだ本の振り返りをしたいと思います。

1月の振り返りはこちら↓

2019年2月に読んだ本一覧

32.『科学者はなぜ神を信じるのか』三田一郎
33.『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティチュート・ジャパン監修
34.『読んでいない本について堂々と語る方法 』ピエール バイヤール
35.『ビットコインはどのようにして動いているのか?』大石哲之
36.『タタール人の砂漠』ブッツァーティ
37.『ぼくらの未来のつくりかた』家入一真
38.『ナナメの夕暮れ』若林正恭
39.『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』山口周
40.『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』大鐘 良一 , 小原 健右
41.『ブロックチェーン・レボリューション』ドン・タプスコット
42.『近未来のコアテクノロジー』三津村直貴
43.『Adobe Auditionではじめる音声編集』中村隆之
44.『デジタル・ゴールド』ナサニエル・ポッパー
45.『アフター・ビットコイン』中島真志
46.『プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門』広兼修
47.『この世で一番おもしろいミクロ経済学』ヨラム・バウマン
48.『この世で一番おもしろいマクロ経済学』ヨラム・バウマン

今月は新しい仕事を始め、キャッチアップすることが多く、先月と比べて時間が取れませんでした。2月は短い!

特におすすめベスト3

つまらないと思った本は途中で読むのをやめるので、上の本は全てある程度面白かったんですが、その中でも特に3冊を選んでみました。僕のおすすめの基準は、「知らなかった視点を提供してくれる」かどうかです。

科学者はなぜ神を信じるのか

宗教と一番遠い場所にいそうな科学者ですが、世界的に有名な科学者にも有神論者が多いらしいです。コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン。皆それぞれ程度は異なれど、神を信じ、神に近づくためにこの世界を正しく認識したいと努力したのだと分かりました。

例えば天動説と地動説。中世キリスト教神学では、神が地球を宇宙の中心に据えたという世界観があり、地動説は異端と見なされました。一方科学者は、観測結果を説明するためには、複雑な前提条件を何個も使わなくてはいけない天動説より、シンプルに説明できる地動説が正しいと考えました。「神が作った世界はシンプルで美しいはずだ」という考えがあったのです。

いろんな現象は法則で数学的に証明できるようになったけれど、「その法則は誰が作ったの?」というところで、宗教や教会を信じるということではなく、それらを超えたところでの神の存在を意識するという筆者の考えに納得しました。

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

NHKのクルーが今まで極秘とされてきたJAXAの宇宙飛行士選考試験の密着を行ったドキュメンタリー。リーダーシップについてものすごく考えさせられる一冊でした。

候補者は、「密閉空間」「壁を一枚隔てた外は真空」「国の期待」などの超高ストレス状況の中でもミッションを遂行できる能力を試されます。その上、国際宇宙ステーションで船長になれる人材を求めるJAXAは、リーダーシップを見極めようと試練を課します。

どんなリーダーシップの発揮の仕方があるのか、テクニック論ではなく、本当に誠実で魅力的な人物であることが大事だと感じました。選べなかった方を含め、候補者全員を尊敬します。くだらないグループディスカッションをやっている就活生と採用担当にぜひ読んでもらいたいです。

この世で一番おもしろいミクロ経済学

ミクロ経済学の基礎をアニメ調で解説した本。僕は法学部出身で経済学の基本が全くわかっていなかったので、非常に分かりやすく面白かったです。合理的個人、パレート効率、ゲーム理論など基本中の基本がとっつきやすく解説されてます。

個人的に、「取引」によって世の中がよくなるという理論は当たり前のようでちゃんと腹落ちしたのは初めてでした。今の世の中の「好きなことをして生きていく」も好きなことというより、自分の中で得意なことを伸ばしていって世の中と積極的に取引していくと価値の総量が大きくなるんだなと思います。そして「取引」を阻害する要因をブロックチェーンで排除できれば、もっと豊かな世の中になるかもと思いました。


3月も読みます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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