見出し画像

放浪バイクツーリングを重ねていったら、次第に車中泊になってしまった。

基本的に、私は子供のころから移動してあちこち行くのが性分に合っていると思っています。 20代でオートバイと言う移動手段を知ってから移動の楽しみの幅は大きく広がりました。
 ですが、バイクツーリングには強い制約があるんです。悪天候、雪では出動できないし、少々の雨は仕方がないけれど、大雨でも移動できなくなります。
 また、ツーリングで宿泊が必要になると、どうしても宿を見つけて宿泊が必要になります。キャンプであってもキャンプ場に行かないといけないし、暗くなると危険度が上がるので出来れば明るいうちに宿につきたいと思います。夏の北海道で野宿と言うのは現在でも許されているかも知れないのですが、不審者扱いされてしまう場所も多いと思います。
 その結果、放浪的な旅というのが現実的でなく、事前に宿の確保が必要になり、その日の夜の寝ぐらを事前に決めないといけなくなります。まあ、温泉地域にいって観光案内所でその日の宿を見つけてもらうというのも十分できますが、夕食時間ぐらいには宿につきたいです。

 この制約を除く手段が車中泊可能なクルマでした。数年前、古いデリカスペースギアを入手したんですが、車内でしっかり眠れるので高速SAなどの宿泊も使った放浪型のツーリングが可能になりました。二輪車のツーリングという枠からはみ出てしまったということになります。

 このデリカスペースギア(D4)は、ミニバンなので、サンルーフと対面シートの組み合わせは、停めた場所で仕事も食事も昼寝もできるので非常使える車です。すでにあちこち傷、凹みみあるクロカンのミニバンであるので、一般乗用車のような洗車もしないし少々の傷も気にならないのがとても性分にあっています。

 さらにこの車は、クロカンのパジェロベースの4WDなので雪道や未舗装路に非常に強く、大雪でも全く気にせず走れるので季節を問わずにどこでも行けて行動半径が大きいです。荷物も特に工夫しなくてもたっぷり積み込めるので苦労しません。ただ、昨今は、あちこちで車中泊をする人が増えて道の駅などでは問題も増えているので迷惑にならない様にとても注意しています。
 このように 私の意識の中では、バイクツーリングをより放浪型にしていこうとして、宿を見つけてチェックインするとか、悪天候や雪の中では出かけられないという制約を除こうとしたら、デリカでの車中泊4輪ツーリングになってしまったと言う事になります。
 さらに車中泊の別の利点があります。それは、朝早く出発でき午前中を有効に使える所にあります。宿に宿泊して7時に朝食を食べて準備して9時に出発するよりも、数時間早く動き出せます。特に日の高い春は長い日中に行動時間をたっぷり取れるのがメリットがとても大きいです。
 車中泊としては最低でもワンボックス、ミニバンが欲しい所です。レガシィを使っていた時期が長かったのですが、ステーションワゴンだと背が低すぎて、荷室を倒して寝ることはできるんですが、そこに座れないので、色々な作業ができず、快適な車中泊は難しかったです。一方、居住快適性を求めるとハイエースのコンバージョンやキャンピングカーに行き着いてしまいます。換気やFFヒーター暖房があると色々な時間と手間が節約出来き魅力的なのんですが、車両も高価ですし、車が重くパワーが無いので運動性能が鈍重になってしまいます。ここは使用頻度や利便性のトレードオフで決めていくことになると思います。

  以上、バイクツーリングをやっいてさらに自由度を高くしようとしたらミニバンでの車中泊ツーリング担ってしまったというお話でした。

 まだまだ日本に行ってない場所があり訪ねて回りたいと思っています。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?