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2020年12月の一言日記(上)

 日々のささいな変化を記録する一言日記企画の第二回目の更新になります。今回は2020年12月の記録で

12月の主要なコロナ関連ニュースとして、「Gotoトラベルの一時停止」や「米ファイザー社製のワクチンが英で認可され接種開始 日本にも認可申請」「英で変異種が発見」などが挙げられます。これらを踏まえ、以下の日記を見ていただけたらと思います。

1日

今週からオンラインから対面になる授業が増えた。明らかに感染者が急増しているのに、対面の授業を増やすのかよくわからないなと思った。

京都も人が多いのに大阪と比べて10分の1の感染者数というのはいつも思うが少なすぎると思う。何がそこまで違うのかが気になる。

ホテルでマスク拒否をした人が警察を呼ぶほどの騒ぎになったことをニュースで見た。いずれこれからそういう感染防止を妨げる人に対処するための法みたいなものが作られていくのかなあと思った。

流行語大賞が「三密」になった。今年の漢字など世相を反映するものはコロナに関連したもの一色になるのだろうなと思った。

2日

go toトラベルが来年6月末まで延長するらしい。経済回すには仕方のないことなのかもしれないけど、割と長い間まで続くんだなと思った。

イギリスでワクチンが承認されたらしい。日本でも年末年始は難しいだろうが来年の年度初めくらいには接種できるようになっていたらいいなと思った。

コロナウイルスのワクチン接種を無料にする法案が可決された。これで国民にはワクチン接種に対する努力が求められるようになったが、ワクチンの安全性が確認できない場合は適用されないらしい。無料になったのはいい事だが、結局大多数の人が受けようと思うのは絶対的な安心を獲得してからだと思うので、道のりは長そうだと思った。

最近回覧板で地元の小学校でコロナがでたという情報が回ってきた。クラスターは起こらなかったが、この近場でも起こっているということに対してききかんをいだいた。

3日

今日大学行った時、一回生らしき人に教室の場所を聞かれた。一回生の対面授業が再開してからちょっと時間が経っているけどまだ大学に慣れていないんだなと思った。

奈良県で過去最多の39人の人がコロナに感染したというのがニュースになっていた。なぜ奈良がここまで多いのか不思議だなと思った。

テレワークの影響で、グミやガムなどの売上が落ちているらしい。たしかに私も大学に通学していた時は必需品だったが最近はめっきり買っていない。こういう所にも影響が出てきてるのだなあと気付かされた。

感染者数が刻々と増えていると数字の上では分かっているが、どうも夜間や飲食店などに関わらなければ特になにも変わっていないように思える。これ以上危機感を与えるためには非常事態宣言を再指定するしかないのかなと思った。

4日

最近医療崩壊という言葉をよく耳にする。それだけ医療現場が逼迫状態なんだなと思った。自分もできるだけ密にならないようにして手洗いうがいをしようと改めて思った。

菅さんが会見をしていて臨時国会が終了するらしい。あまり特に変わったこともなく、何を話し合っていたのかちゃんと調べないといけないなと思った。

プロバスケットボールのチームが外国籍選手を隔離措置を守らずに練習や試合に参加させていたらしい。外国籍というかなり気を使いそうな場面でも気が緩んでいるのだと思った。

日本で10代の感染者が確認されたというニュースがあったが、集計間違いだったらしい。だが、国外では実際に出ているらしいので日本でいつ出てもおかしくないんだろうなと思った。

5日

JTBの前を通ったが、海外はハワイののぼりが一つあるだけで残りのパンフレットがすべて国内向けだった。東南アジア、アメリカやヨーロッパのパンフレットが再び並ぶのはだいぶ先なのだろうと思った。

久しぶりに土曜日にバイトに入ったが、お客さんは少なかった。やはり最近のコロナ事情が関連しているのかなと思った。

今年のインフルエンザの発生件数が46件らしい。これは昨年の600分の1の数だという。当初懸念されていたコロナとの同時流行は避けられそうなのでよかったが、今年は正直病院にわざわざ検査しに行っている人がどれだけいるのかもわからないなとも思った。

今京産のpostから申し込めばPCR検査が無料で受けられることを最近知った。京産にPCR検査があることは知っていたけど、どんなシステムかは知らなかったし、来年から検査費がかかるらしい。それでも比較的安かったのでもしもの時はそこに行こうと思った。

6日

約500校の大学が志願者の減少を心配しているらしい。感染リスクや家計の悪化など他にも様々な理由で志願者が減少するかもしれない。入試に行って集団感染も起きるかもしれないし、今年は何もかもが不遇だと思った。

はやぶさ2のカプセル回収成功は久々に明るいニュースだったと思う。暗いニュースばかりで気が沈む中で少し気分が良くなった。

アウトレットに行ったらみんな入り口にあるアルコール消毒がなあなあになっている印象があった。確かに毎回違う店に入るたびにするのは面倒くさいけど、慣れが出てきているなと思った。

海外の医師がコロナウイルスの患者が最期に見る映像をSNSで公開した。今までとは違う呼び掛けの仕方が斬新だと思ったし、自分が死ぬ時に見る景色がこんな感じだったら辛いなと思った。

7日

今日はコロナについて考えることが特になかった日です。ニュースも全然見てないので情報は入ってこなかったです。

久しぶりに教習所に行ったら人が沢山いてびっくりした。コロナが近くで出ていたのもあって私は行くのをここ最近遠慮していたけど、その間にも人は沢山来ていたのかが気になった。

北海道や大阪を中心に看護師不足で自衛隊に派遣要請をするところも出てきた。ベッドなどの医療設備やマスク、防護服といった消耗品は増やすことができたが、専門職の人材は一朝一夕に増やせるものではないので、保健所職員以上に深刻な問題だと思った。

アメリカのBlanc.incがフルフェイスマスクを開発した。ウイルスの侵入を抑えるだけでなく、顔認識もできなくなりプライバシーの保護にもなるらしい。デザインがめっちゃ近未来感があった。

8日

羽田空港の会社が翻訳スマートマスクを発売するらしい。フィルター機能はなく不織布や布マスクに被せて使うようだ。スマートデバイスというとメガネや腕時計などが多いが、マスクに載せるのはコロナ時代こそ生まれた発想で面白いと思った。

後期になってから各授業の小テストを1回ずつくらい逃してしまっている。やっぱりモチベーション的には対面授業の方がいいなと思った。

今日の夜の京都駅は人が少なかったように感じる。やはりコロナの影響は徐々に出てきているのだなと感じた。

京産に設備されているPCR検査の今年の予約分はもう全て埋まっているらしい。1日に20名しか検査をうけることができないので、そりゃすぐに埋まると思った。

9日

バイトは今年も年末年始通常通りするらしい。今年は人が多いのか分からないが、31、1日ぐらいは休業してもいいんじゃないかなと思った。

コロナ感染者が武漢で初めて確認されてから12月8日で1年がたった。当時は原因不明の肺炎として扱われていた。騒ぎになり始めたのは1、2月あたりだが、症状がでてからだともう1年がたっているので、自粛生活ももう1年が経とうとしているんだなと思った。

本屋に行った。旅行ガイドブックはコロナ前は半々ぐらいだったのが国内8:海外2くらいになっていた。それ以上に皆静かに本を見ているとはいえ混雑しているのが意外だった。

地元の映画館に久しぶりに行った。一席空けての案内だった。両隣がいないとわりと座席が広々として快適だった。ただ、上映前とかに友達と小声でちょっと喋るみたいなことは遠いのでしずらかった。

10日

今日も国内の感染者が過去最多を更新した。今日の感染者が2900人くらいで、もう少しで一日に3000人以上になる日も遠くはないなと思った。

水虫治療薬に最大投与量の2.5倍の睡眠導入剤が混入していたニュースがあった。コロナは直接関係ないが医薬品の安全性が少し不安になった。

コロナの感染者が2日連続で最多を更新しているらしい。この調子で行くとこれからの季節まだまだ増えていってしまいそうだなと思った。

数日前から看護師さんが大阪や北海道に派遣されている。私は医療現場に近しい人がいる訳でもないから実態は分からないけれど、患者が増えてもそれを治療できる人は簡単には増えないことはちゃんと肝に銘じて生活していきたいと思う。

以上が、12月上旬の日記になります。最初に主要なニュースとして挙げたワクチンについてのコメントはやはり多く見られました。中・下でも話題としてよく出てきますので、是非確認していただければと思います。

また、本校で段階的な登校解除が行われたことに対する心境や体験などについても書かれていました。

時期的にはちょうど武漢で感染者が発見されてから1年が経過した頃だということも印象的でした。

では、中編に続きます。