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休業要請中のショッピングモールへ

さて、私達は大学3年生でありそろそろ就活をしなければいけません。インターンシップ・説明会や面接はオンラインが増えたとはいえ、緊急事態宣言でイベント自粛などを求められなければまだまだ対面開催も多いです。また、オンラインだったとしてもカメラをONにするなら少なくとも上半身はきっちりとした格好をする必要があるでしょう。
大型連休中ではありましたが、オンライン授業もない貴重な休みのうちにリクルートスーツなどを揃えておこうと思いました。もちろんスーツなどを売っているような専門量販店にも行きましたが、ショッピングモールの直営売り場にもスーツは売っていますので、比較のために行くことにしました。(なお、ショッピングモールの専門店街は原則休業中でした。)
ショッピングモールの何百台と入りそうな広い平面駐車場を見ても、50台はいないくらいしか車はいませんでした。しかし、中に入ってみるとコロナ前とほぼ変わらない混雑ぶりでした。特に食料品売り場は小さな子供を連れたファミリーも多く、その場にいた自分が言うのもなんですが濃厚接触と定義されないけれども実質的にはクラスターがおきているのではないかと思いました。また、私の目当てである衣料品や靴、カバンなどが売っているフロアは混雑こそしていないものの、コロナ前の休日と同様に客がいると感じました。つまり、専門店街が閉まっている分駐車場は空いているものの、直営売り場の客足が鈍っているようには見えなかったのです。
今回の三度目の緊急事態宣言では「人流を抑制する」ことがポイントとして休業要請が行われました。しかし、ショッピングモールを見る限りは人流が抑制されているようには見えませんでした。また、休業要請の対象外である小さな店舗や府県境を越えた先のショッピングモールなど普段行かない店舗への新たな人流が生まれ、本来接触しない人同士が接触してしまっているのではないかとも感じました。