思い出を大切に
小さい頃からキラキラジュエリーが大好きな私。母の持っているジュエリーを良く観察していたからか、記憶に残っているものが沢山あって、実家に帰省するとたまにジュエリーハンティングをしている。当の母が忘れているものも多く、「よく覚えているわねー!」と感心される 笑。
この間帰省したとき、父が遠い昔香港に単身赴任をしていた時に母にお土産で買って帰っていたリングが”出土”された。香港が中国に返還される前の話。特にデザインは好みではなかったこのリング。でも嵌めてみたらなんだかしっくり来て、母も「どうせ着けないから使って良いよ」と言ってくれたので、連れ帰ってきた。
父すら買ったことを覚えていなかったこのリング。ずーっとしまいこまれて、何年も日の目を見なかったものが、また復活して、今私の指でキラキラ輝いている。昭和な?デザインがなんだか新鮮。ついついリフォームしたくなってしまうけれど、形をそのまま残す事も大切だなぁと思う今日この頃。リングを見ると、父が香港に単身赴任していた頃を思い出す。父がいなくて寂しかったこと、でも電話で色々話をして、日本にいるよりある意味密な会話が出来たこと…香港に遊びに行った事。ジュエリーって、小さいけどぎゅっと思い出を凝縮してくれている。
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