見出し画像

『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』やった

公式サイト

前置き

 noteのアカウント登録したのが結構昔だったため、そのときのTwitterアイコンがnote右上に常にでかでかと自慢気に表示されており、そのアイコンは好きな漫画の表紙の転載だったので、なんかやだな~気になるな~と長い間思っていたのですが(当時に比べ著作権に対する意識が高くなりました)、方法を調べたところ、どうやらアイコンを変更するにはnoteを開設する必要があるらしく、仕方なく開設し念願のアイコン変更を果たしたのですが、今度は開設したんだからせっかくだしなんか書きたいな~気になるな~という思いが芽生え、次々気になりだしてもうきりがないねと思いつつも、それでも何もないので何も書けないまま何日も過ごしていました。

 で、先日用事があり中野に行ったのですが、その用事の時間まで暇だったので中野ブロードウェイを闊歩していたところ、いつかはやらないとな~なゲームのリストの上の方にあった鬼哭街がかなりお手ごろな価格で置いてあり、これはこの機会に買っとくしかないと購入・そのまま翌日休みだったため1日かけて一気にプレイしました。

 プレイし終わってしばらく経ってこのnoteのことを思い出しました。感想書けばええやん……。需要あるのかわからないですが。前置きが長くなりましたが、要するに『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』をやったのでその感想を書こうということです。古い方。

 権利がよくわかんないのでスクショはないです。タイトルのは公式サイトから持ってきました。これはまだセーフですよね……?読みにくくてごめんなさい。

感想(印象に残ったシーン)

 感想と言っても、結構古いゲームのため普通の感想ならどれだけ書いてもどっかで読んだようなものの劣化しか書けず、かと言って考察できるかと言えば自分にはそんな造形も思慮もない。困ったので、好きなシーンをいくつか抜粋して、そのシーンについてつらつらと書いていこうかなと思います。これは人によって違うのでどっかで見たような感想にはならないかな……ならないといいな……と思っています。果たして。順番は特に意図はなく、作品のシーンの順番です。思い出しながら描いているので。

 ネタバレは薄めです。

劉豪軍が李天遠を手にかけるシーン(第2章「機拳功剣」)

 主人公が起こした騒ぎに乗じて悪いことやってるラスボスいいよね……。
 「鬼眼麗人」て二つ名も最高に格好いい。というか登場人物に基本的に二つ名あるの本当になんなんだ 最高過ぎ 天才 特に二つ名で呼びあいながら男同士が会話するの脳に良すぎ 神 この理由からこのシーンから一連でつながってる敵の集会のシーンもすごく好きです。たまらん。

瑞麗が「蘭陵王」を踊るシーン(第3章「恩讐追想」)

 復讐のために命を捨てる覚悟までしていたのに、命を捨てることに躊躇いが生じてしまうのいいよね……。
 このシーンは本当に好きです。濤羅の、戦いの度に死に近づいていく身体(とはいってもこの後もなかなか死なない)・復讐と自分の行動が天の理から踏み外している自覚から来る精神の疲弊と、人間性を少しづつ取り戻し、楽しそうに舞を踊る瑞麗の様子が対照的で、すごく印象に残っています。

屋内・ペトルーシュカ 戦(第4章「浦東地獄変」)

 ゴスロリが変形して異形になるのいいよね……。
 ペトルーシュカは外見(金髪金目ロリータファッション)の時点でかなり好きなんですが、変形して異形になるのもかなり好きです。異形になるにあたって苦痛を感じたり自分の意志から反してるのも良い。天井を張ってるシーンのCGかなり好きです。良いの二乗でプレイしててかなりシビれた戦闘でした。そのあとの町での空中戦も最高!作中通しても、戦闘はこの呉榮成戦がいちばん好きです。

瑞麗(第5章「驟雨血風」)

 いいよね……。
 この章はかなりキマってるシーン多めでした。全体通して好きなシーンたくさんあるけど、やっぱり瑞麗のあのシーンがすごく好きです。自分で読んでほしいのであのシーンとしか表記しないですが……。

劉豪軍 戦(第6章「愛憎之園」)

 生身対サイボーグいいよね……。
 鬼哭街は全編通して、全身生身の濤羅が、サイボーグ強化人間を最強の功夫(対サイバー気功術「電磁発勁」)でバッタバッタとなぎ倒していく話なのですが、やっぱりラスボスはそうはいかなくて……な絶望感がとんでもない。戦闘の裏で瑞麗と瑞麗がエッチなことしてるのも好きです。何考えてんだこいつ!?となるので。

総括

 スキップでサーっと見ながら印象に残っていたシーンを書き出してみました。全編通して瑞麗が可愛いので最高!ぼくは60%瑞麗がすきです。何考えてるのかわかんないので。

 この話、全部終わって話の裏側を知った状態で2週目思い返してみると、作中での死者がめちゃめちゃ不憫で面白いな~と思いました。全員被害者ですね。そういう意味では、特に元兄弟、呉榮成あたりが特にがかわいそうで好きです。

 鬼哭街、もともとは星海社文庫で一回読んではいたのですが、やおっぱりゲームになると音楽やCG等によって没入感が段違いで、とても良かったです。特に戦闘シーンなんかは本では味わえない良さがあって、一気にプレイできてしまいました。

 主人公・濤羅がエロゲ主人公らしく変態だったらすべてが丸く収まっていた話の鬼哭街、とても面白く、かつ短めにまとまっているので、ノベルゲーから離れている人でもやりやすく、すごくお勧めです。とはいってもお勧めされてプレイするタイプの人は大方すでにやっているような気はしますが……。リメイク版は高くなっちゃったけど、旧版は安かったのでやりましょう。

 このゲーム、実はサクラノ刻やる前準備のノベルゲーム筋のリハビリとしてのつもりでもやってたのですが、文章が重厚かつ面白すぎて完全にパンプアップできたのでよかったです。どうでもいい話ですが、サクラノ詩やってからサクラノ刻買うまでに、素晴らしき日々が2回くらい発売されて2回新品で買った気がします。一番最初に発売したやつを含めて、家に素晴らしき日々が3本3種類あります。

 終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?