医学部再受験について

慶應生活がやっぱりつまらないし辛いので、5月くらいから医学部再受験を検討し始め、この夏休みも勉強をしている。
当初は5月末に受けた駿台全国模試で日医(前)A判定、慈恵B、東北医B、横市Aが出たため、可能性を感じていた。
だが、大学の授業があった5~7月は実験レポート等もあって沢山勉強できるわけではなかった。
夏休みが始まってすぐは大学のテスト勉強で体力的に疲れてしまい、あまり集中できなかった。
焦りを感じ、8月7日くらいからギアをあげた。講習を取ったり、自分で問題集を解いた。
問題集を解いていく中で、受験生時代は自力では解けなかったり、解説すら理解できなかった問題が、自分ですんなり解けたりしたから希望を持ち始めた。すごくやる気も出て集中できた。

だが、最近徐々に自信がなくなってきたのだ。問題によっては解けないものは全然解けないし、前期に沢山勉強できなかったせいで、無機化学などの暗記分野のブランクがあってやっぱり無理かなと思い始めたのだ。

そして少し涼しくなった季節が、二年前の宅浪時代を思い出させた。第一志望を東工大に変えようかと悩んでいた時期だ。

今、私は医学部は無理なのではないか、秋に休学して勉強して不合格になって、それでまた受験するのか、あるいは留年して慶應の2年生になるのではないか、そんな不安に駆られている。

無理っぽいなら医学部受験なんて大変なこと、やめてしまえ。
いや、このまま慶應に戻ったらまたあの嫌なキャンパスライフ、絶対に嫌だ。

じゃあどうすればいいんだよ。いっそ慶應を退学してしまいたい。

結論の出ない無限のループ。
絶対に医学部に行きたいというわけではないから、結論できないのだ。

べつに慶応理工だって大学院で東大院に行けば基礎研究には携われる。医学部じゃなきゃいけない、ってことはない。
じゃあ慶應で頑張っていくか、と考えると正直苦痛。

強い意志がないから何も決められない。
半年後、このノートを見返してどう思うのだろうか。

おしまい。


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