なにか

備忘録的ななにかと書評的ななにかを書いてます。

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最近の記事

書評#4 冷静と情熱のあいだRosso

「冷静と情熱のあいだRosso」江國香織 著 Bluより読みやすいのは順正に対する言及が比較的少ないことと、自分にとって異性を描いているものだからか。そう考えるとBluに感じた鬱陶しさには同性の考えることへの共感性羞恥も含まれているのだろう。 淡々と生活しているのは過去を忘れていないことを忘れるため。忘れられない恋だったというのは2人に共通することだけれど女性視点のこちらの方が落ち着いている。どちらかというとこちらがBluであちらがRossoではないかと感じるがどうだろう

    • 書評#3 冷静と情熱のあいだBlu

      「冷静と情熱のあいだBlu」 辻仁成 著 こんな大恋愛をしたい!という妄想を詰め込んだ小説。昔のことを引きずることはあるけれど、これは引きずりすぎていて少々鬱陶しい。あまりに過去を思っていて気持ち悪いくらいで、21世紀は2001年からで、そういう細部が気になって仕方なかった。結末が知りたくて読み進められたようなもの。 一方で修復士、絵画、芸術に関しては知らないことだらけで、そんなものがあるのかと勉強になった。仕事の描写とあおいを思う描写の対比こそ冷静と情熱というかのようで、

      • 書評#2 ブラックボックス

        「ブラックボックス」 砂川文次 著  サクマのセリフがいちいち不自然なのは周りに溶け込めない不器用さ?自分の人生が自分のものでないような感覚? 要領はいいが頭の良くない人間、という感じの主人公。すぐに暴力に走るという点は少しやり過ぎ感があったが頭が真っ白になることの表現としては適切なのだろう。感想を書いていると主人公は要領もさほどだと思い始めた。が、これは本文に事象を言語化する文が多いからそう感じたのかな。

        • 備忘録#6

          梅酒を9ヶ月目で初めて試飲。 香り、味も良いが市販の梅酒より少し酸味が強い印象。ただ砂糖を多くすると甘ったるすぎるような気もする。

        書評#4 冷静と情熱のあいだRosso

          書評#1 君の話

          「君の話」 三秋縋 著 ハヤカワ文庫 人はみな青春ゾンビ。いくら待っても過去は変わらず、未来は手を差し伸べてくれるわけではない。だから小説でだけでも救われたい。ハッピーエンドを迎えたい。この小説はハッピーエンドとは言えないかもしれないけれど、その機会があったという点で救われる。現実では挽回のチャンスも訪れない。この小説の世界にも主人公より悲しい青春を送り、義憶に頼ることもできず、ただあったはずの過去に焦がれるだけの悲しい人がいるのではないかと、そんなことを思う。(深夜テンショ

          書評#1 君の話

          備忘録#5

          いちごウイスキーを作る。 冷凍いちご 250g 氷砂糖 120g ウイスキー(BLACK NIKKA Clear) 350ml 1ヶ月ほど寝かせる。 次は生のいちごでも。

          備忘録#4

          コーヒー酒を漬けてから5週間が経過。コーヒー豆を取り出し濾して保存する。 (忙しかったので予定より1週間長くなった) 香りはコーヒーだが、ロックで飲むにはアルコールが直に感じられて少々厳しい。 牛乳と合わせると美味しく飲めたので今後組み合わせを考えていこうと思う。 甘めが好きなのでもう少し氷砂糖を入れても良いかもしれない。

          備忘録#3

          2022/6/12 コーヒー酒を作る。 1ヶ月漬けて豆を取り出す予定。 コーヒー豆 100g (KALDIモカブレンド) 氷砂糖 100g ホワイトリカー 1.8L

          備忘録#2

          2022/6/11 2021年12月6日から漬けていたりんご酒が漬けて半年経ったのでりんごを引き上げる。 キッチンペーパーで濾して1Lの瓶に詰め替えると約750ml×2本となった。りんごは8等分にカットしていたが次回はもう少し薄くスライスしてもいいかもしれない。 材料 りんご 1100g 氷砂糖 250g ホワイトリカー 1.8L

          備忘録#1

          2022/6/5 梅酒を作ったので材料を記録 南高梅 1kg 氷砂糖 900g ホワイトリカー 1.8L