ファイナンシャルプランナー3級 合格体験記

 どうも、はなまるです。しばらくnoteの更新をサボっておりました。久しぶりの投稿となります。昨年、ファイナンシャルプランナー(以下、FP)3級の試験を受験したので、それについて書いてみようと思います。何か質問等あればtwitterで連絡していただければと思います。

 度々、Twitterでマネーリテラシーについてツイートされる先生がおられると思います。情けないことですが医師5年目くらいまでお金についてあまり考えたことがありませんでした。他の人より少し裕福に暮らせたらいいかな〜とか漠然と考えて、散財していた時期もあったと思います。が、しかし、収入は増えているけど税金多くない?といつしか考えるようになりました。節税が何より自分のお金を増やす方法では?勤務医ができる節税はある?株や資産運用は難しそうだし・・・と悩んでいた時に、自分自身が世の中のお金の仕組みについて全く知らないことに気付いたのです。受験勉強をして医学部に入学、(遊びながら)医学の勉強をしてそのままドクターとして社会へ、これまでお金に関する知識を増やす機会がなかったなと思いました。莫大な税金を払っているものの何に使われているかも不明なまま、ただただ払い続けている、税金を払うくらいなら少しでも節税し自分の子供の将来に充てたいと考えるようになったことが今回の受験に至るきっかけとなりました。

 また、精神科という分野では社会資源を利用することが多いです。介護保険をはじめとして様々な社会資源に関する書類を作成する中で、世の中のお金やサービスの仕組みを知っておかなければならないのではないかと考えるようになりました。

 FPは民間資格であり、日本FP協会と金財が主催している試験があります。共通問題とそれぞれの実技問題に分かれています。日本FP協会は一般向けと聞いていたので、こちらを受験することに決定。

 とりあえず、本を買ってみようかなと思い買った本がこちら、「みんなが欲しかったFPの教科書3級」です。定番中の定番だと思います。また、受験する1ヶ月ほど前に同シリーズの問題集も購入しました。

 これまでお金のことを全く学んだことがなく、パラパラとページをめくっただけでは全く分からず、覚えることも多そう・・・と思ったのが最初の印象です。

分野は、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承の6分野に分かれています。身近なものからやや馴染みの薄いものまで幅広く勉強することになります。

 なるべくお金をかけたくなかったため、教材は上記の本のみで、youtubeを参考にさせていただきました。便利な世の中ですよね。

 参考にさせていただいた動画は、「お金の寺子屋【公式】」と「おーちゃん【1級FP技能士】TV」です。体系的に学びたかったので、メインは「お金の寺子屋」、試験が近づいてきてから「おーちゃんTV」も併用し暗記していくこととしました。

 ここからは実際にFPを受けた流れを日記形式で振り返ってみたいと思います。試験日が9月であったため3ヶ月前から少しずつ勉強し始めたことになりますね。

2020年6月11日

「お金の寺子屋」視聴開始。10分程度の動画が並んでおり、開始した当初はモチベーションも高く、仕事の合間をぬって視聴。6月30日時点で36/83項目終了とまずまずのペースでした。

2020年7月20日

「お金の寺子屋」視聴終了。項目数も多く、1ヶ月以上かかり終了しました。今後は問題集を解いていこうと考え問題集を購入。

2020日7月27日

動画を視聴終えたことで燃え尽きたのか、仕事が忙しくなったのか、問題集に手がつかずやっと解き始めることに。初日はライフプランニングの項目を解いてみる。動画の内容をあんまり覚えておらずちょっと焦る。Good notesに要点をまとめながら解き進めていくことに。

2020年8月6日

タックスプランニングの項目まで問題集終了。まとめていたGood notesは40ページ超えており、もはや復習なんてできないのではと気づく。なんとか8月末までに問題集を1周したいと思い解き進める。

2020年8月14日

問題集1周目終了。解いてみたものの暗記ができていないことに気づく。試験日までちょうど1ヶ月。暗記と問題集2周目を解いていこうと予定を立てる。

2020年8月25日

お盆明けから仕事が忙しくなり、全く手につかず。単元ごとではなく学科問題を解き始める。

2020年9月4日

学科問題は終了。2周目になり、参考書を広げながら復習する。

2020年9月8日

「お金の寺子屋」直前講座を視聴。加えて「おーちゃんTV」の暗記のコツや試験問題の頻出ポイント、苦手分野の動画などを見始める。数字を覚えるのに一苦労。

2020年9月13日

試験当日。ワイの会場では200人以上いた気がします。若い学生のような方から高齢のおじいちゃんまで。商業高校や経済学部の学生なども受けているようで制服姿もちらほら。学科試験から開始だが、アップルウォッチしか時計がなく怪しまれたらいけないのでカバンに戻す。だいたい過去問と同じような問題が多く、1時間ほどで終了。途中退室可となったらかなりの人数の方が退出しました。もちろんワイも退出。昼休憩で周りの人が話している内容を聞いているとミスを見つけちょっと萎える。昼休憩を挟んで午後から実技試験。こちらも過去問と類似した問題もあり時間内に悠々と解き終わり試験終了。

2020年10月23日

結果発表。HPで受験番号を登録するとあっさりとした結果発表ページが出現し、学科試験、実技試験共に合格の文字。両方合格しないといけないようです。その後しばらくして合格証が届きました。

 民間資格であり、資格を持っているからといって優遇されるわけではありません。特にワイらの従事しているこの医療業界においては業務上なんのメリットもないと言えるでしょう。しかし、労働はあくまでも労働であって、自分の生活を豊かにするためのツールでもあります。無知とは恐ろしいことです。勉強をすることで自分の生活を豊かに、よろ良いものにしていくために医療以外の知識を身につけることの重要性を学びました。資格を取得した現在ワイが一番言いたいことは、ドクターこそお金の勉強をすべき!ということです。まだまだこれからもお金に関する知識をアップデートしていければと思います。ありがとうございました。ではまたtwitterで会いましょう。


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