【ドイツ語ノート】 #4 家に帰る / 〜に行きたい / おやつを食べる / 朝 / いつ (疑問文) / 〜する時
家に帰る: nach Hause
Ich gehe nach Hause. (家に帰ります)
特定の場所に行く時は、通常「gehen + zu + 場所」を使いますが、「家に帰る」だけは特別で、nach を使います。発音は、nach の「ch」と Hause の 「Ha」の音がくっつくような感じです。
Ich gehe zu Klaus nach Hause. (Klausの家に行きます)
他の人の家にいく時も「zu + 人 + nach Hause」となり、nach を使います。「あなたの家に行く」であれば、zu dir nach Hause です。zu Dein Haus とは言いません。
Kommst du mit zu mir nach Hause? (私の家に一緒に行かない?)
同様に、他の人が自分の家に来てほしい時は zu mir nach Hause となります。
〜に行きたい: will nach
Ich will nach Hause. (家に帰りたい)
Ich will nach Berlin. (ベルリンに行きたい)
「〜に行きたい」は「Ich will 〜 gehen」で表現できますが、行きたい場所の前置詞が nach の場合、通常 gehen は省略されます。
例えば「家に帰りたい」だと、Ich will nach Hause gehen. ではなく、Ich will nach Hause. と言います。「ベルリンに行きたい」だと、Ich will nach Berlin gehen. ではなく、Ich will nach Berlin. です。
逆に gehen をつけてしまうと、ネイティブは言わない不自然な表現になります。「wollen + nach + 場所 + gehen」の場合、gehen は省略する!と覚えておきましょう。
おやつを食べる: knabbern
Hast du was zu knabbern da? (何かつまめる物ある?)
Zum Kaffee esse ich gerne was Süßes. (コーヒーと一緒に甘いものを食べるのが好きです)
「おやつ、お菓子」って何て言うの?と聞いたのですが、ビタッと合うドイツ語の名詞はないみたいです。
小腹が空いた時にちょっと何か「つまむ」という場合は、kubanern (かじる)という動詞が使えます。この動詞が持つイメージはネズミがチーズをカリカリする感じだとか。なので、kubanern は「しょっぱいもの」にしか使えません。
「甘いもの」であれば Süßes という「甘い」の名詞形が使えます。
また、お菓子全般として、英語の Snack (スナック) がそのまま使われることもあるようです。
朝: Morgan
朝: Der Morgen
昨日の朝: Gestern Morgen
今日の朝: Heute Morgen
明日の朝: Morgen früh
朝に: morgens
明日: morgen
前々回も「朝」と「明日」はどちらも morgen ということに触れましたが、両者の違いをもう少し掘り下げます。
「朝」という場合は Morgen に「何か」がつきます。上の例のとおり、「今日の朝」なら Heute Morgen、「朝に」という副詞形なら morgens となります。
一方、「明日」という場合は morgen が単独で使われます。さらに、名詞扱いではないので常に小文字で書かれます。
いつ (疑問文): wann
Wann gehst du nach Deutschland? (いつドイツに行きますか?)
「いつ、〇〇しますか?」という聞きたい場合は、普通の疑問文に wann をくっつけるだけでOKです。
〜する時: wenn
Ich sehe meine Mutter wieder, wenn ich in Deutschland bin.
先ほどの wann と少し似ていますが、wenn の方は疑問文ではなく、「〜する時」という条件を表します。書くときは、節と節の間をコンマで区切りましょう。
語順には少し注意が必要で、wenn を含む節は、動詞(助動詞がある場合は助動詞)が文末にきます。上の例だと、wenn ich bin in Deutschland. ではなく、wenn ich in Deutschland bin. となっているように、動詞の bin が最後にきます。この語順は、節をつなぐ他の接続詞でも同じです。
今週の単語
明かり、電気: Licht
食器: Geschirr
食器洗いをする: Geschirr spülen
フォーク: Gabel
スプーン: Löffel
0: null
1: eins
2: zwei
3: drei
4: vier
5: fünf
6: sechs
7: sieben
8: acht
9: neun
10: zehn
食器洗いの「洗い」は、putzen ではなく spülen と言います。Gabel (フォーク), Löffel (スプーン) は既出ですが、覚えられていなかったので「もっかいノートに書け!」とお叱りを受けました(苦笑)。
今週習った単語は少なめだったので、数字のスペルを調べて書きました。発音はできますが、いざ書くとなると自信のないものが多かったです。
所感
ノート開始後、だいたい1ヶ月経ちました。相変わらず動詞の活用や冠詞は適当にやってますが、表現できることも少しずつ増えてきている気はします。発音もちょっとずつ練習してます。10月末にドイツに戻るので、それまでにもう1段階レベルアップしておきたいです。
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