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海外大学建築学部に留学するまで⑤資金調達

この記事では留学するほぼ全ての人が頭を悩ます資金調達について書きます。

プラハの学校、スペインの学校2校の結果が5月にすべて揃い、どの学校に進学するか決めました。その結果、スペインのCEU Cardenal Herreraに進学することに決めました。(一度は…詳細は次の記事で。。。)

進学先を決めた後はさっそく詳細な資金計画を練りました。お恥ずかしい話ですが、私は勢いで「海外留学がベストだ!なんとしてでも実現する!」と決めたところがあるので、お金はかかるけどどうにかなるでしょ。。。程度に考えていました。しかし、実際はそんなことはなくExcelで計算して必要な資金額を見て絶望しました。下記に実際にやったことをまとめておきます。

①学費と生活費の計算

まずはじめに大学から提示された毎年かかる学費や諸費用と毎月の生活費をネットで調べて、トータル期間でどのくらい必要か計算します。

②教育ローン探し

私はすでに退職しており、教育ローンの申込ができないので、母親に相談、説得して申し込みだけして頂くように何度も説明しました。もちろん、申し込みのみ母親名義で返済するのは私です。 また、留学を決めたのが9月だったので、諸々の返済不要の奨学金の申し込み期限も過ぎていました。(どっちにしろ学部留学は年齢制限があることが多く、私が応募できるものはほぼなし)
社会人で留学する場合は、退職前に教育ローンの申し込みを済ませることをおすすめします!

  • 具体的な教育ローンは検索するとまとめサイトが出てきますので、そちらを参考にしてください。
    そのほかに、地方銀行も漏れなく調べました。というのも、両親は青森に住んでいるため、まとめに出てくるような関東圏の銀行の申し込みはできないからです。また、地方銀行は意外と金利が安いところもあります。粘り強く検索し続けましょう。Twitterで調べたところ、JAバンクろうきんも候補にあがりました。こちらもメガバンクの教育ローンより金利が安いです。
    以下が重視した点です

  • 応募可能か

  • 金利

  • 返済期間(猶予期間はあるのか、親が満何歳までに返済か)

  • 使い道の制限

  • 一括か都度か

  • 支払い方法(稀に〜〜万以上の場合、学校の口座に直接送金するところがあります。しかも円で…)

追加で、JASSOであれば在学中に申し込みできる貸与があります。こちらは在学中は猶予可能&利子も発生しません。一括ではなく、毎月上限12万まででアレンジ可能なものです。

さらに、ご自身or両親の勤務先関連でも稀に支援制度があります。
私は結局母が見つけてくれた教職員向けの貸付制度を使う予定です。金利がどの機関よりも圧倒的に安く、すごくラッキーでした。

③電話で確認

検索後、申し込みできそうな金融機関をリストアップしたら、電話で応募可能か確認します。
両親が名義人になる場合、通常は高校生や大学生を想定していることがほとんどなので、既に結婚して別世帯になっていたり社会人になっていると応募できないケースが多いです。仮審査に進む前に電話で確認すると確実です。
前述で地方銀行は金利が安いところがあると書きましたが、地方は都会ほど留学に行く人も少ないので担当者がなかなか状況を理解してくれない場合も逆に多いです。pros and consですね。。。

④仮審査&内訳計算

応募可能な金融機関に対しては仮審査をしていくら借りれるかチェックします。私の場合はひとつの機関だけでは足りなかったので、必要資金全体に対してどういう内訳にするかをシミュレーションしました。

大まかな流れはこんな感じです。6月は資金計算をして相当絶望感に襲われ、留学前なのにブルーになっていました。
そして、7月、まさかのどたばたな展開が待ち受けていました。
続きは次の記事で。。。!!


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