思考力を鍛える-弁証法的思考法

■弁証法とは

矛盾や対立のもつ意義を認め,それを取り入れて事物の運動を説明しようとする論理のこと

■弁証法的思考法とは

ある物事のメリット(テーゼ)とデメリット(アンチテーゼ)を統合し、矛盾を解決するより良いメリット(ジンテーゼ)を生み出す思考法のこと
互いに矛盾する状態にあるがどちらも妥当に思われる命題を、その矛盾を解決するような、より良いアイデアを生み出す思考法のこと

■弁証法的思考プロセス

①紙とペンを用意する

②矛盾する命題におけるテーゼとアンチテーゼを書き出す

③テーゼとアンチテーゼ、これら矛盾を解決するアイデアを生み出す


■ヒント

・人はどうしてもメリット・デメリットのどちらかで物事を検討しがちなので、それら両方を紙に書きだし、きちんと可視化することがポイント。

・メリット・デメリット、いずれかのポジションで立ち往生するのではなく(とらわれることなく)、それら矛盾を解決するアイデアを生み出そうとする過程において、思考力は磨かれる。

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