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城見酒その1~丸岡城(福井県)~

1.丸岡城について

丸岡城現存天守12城のひとつで、福井県坂井市丸岡町にあります。
JR丸岡駅からバスで行けますが、福井駅からの直行バスもありますのでそちらを使うと便利です。ただし、直行バスは本数が少ないので事前に良く調べてください。

現存天守とは
江戸時代またはそれ以前に建てられた天守という建築物が今も残っているお城。全国で12城しかないんですね。意外と知られていません。(もちろん、お城マニアは12城すべてそらで言えるくらいよく知っていることですが。笑)

とにかく全国でも貴重なお城で、週末は観光客で賑わいます。
それから、丸岡城の登城口ともいえる場所に一筆啓上茶屋というお土産屋さん・食事処などがある施設があります。この一筆啓上というのは丸岡藩の初代藩主となった本多成重の父である本多重次が妻に宛てて書いた「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という日本一短い手紙にちなんでいると思われます。

2.いざ城見酒

まずは一筆啓上茶屋からメインルートを登って天守に向かいましょう。その途中に入場券を購入する場所がありますのでそこでチケットを購入します。そのまま少し登ると天守がドドーンと現れます。お見事!

写真 2020-07-19 10 33 55

天守を見学後に上の写真の右側あたりに道がありますので、そこから降りていってください。そうするときれいでお洒落な公園に出ます。
「お天守前公園」と言う公園で、良く整備されていてテラスなども利用することができます。おそらく、メインの一筆啓上茶屋方面からは離れた場所にあるため穴場スポットになっているのでしょう。

目の前の小高い丘の上にお天守がドーンと見え、ベンチもありますので腰を掛けてゆっくり飲むのに最適です。

あとはお酒を調達するだけ。ふと後ろを振り向いてください。そこに斎藤酒店というお店があります。そこでお酒を調達しましょう。
あとは酒をたしなみながらお天守を眺め、ゆったりと過ごします。

01-01丸岡城

あぁ、最高の一日だ!

3.城見酒との出会い

実は私が城見酒という楽しみ方を知った初めてのお城が丸岡城です。
友人と夏休みをとって1週間の北陸旅行をしたときに立ち寄った丸岡城でのできごと。

その日は夏の真っ盛りということもあって暑い!天守見学後にお天守前公園に出てみたら、屋根とベンチがある場所を発見しました。ここに避難!ということでベンチに腰掛けます。

すると友人が一言。「ビール飲みたいな…」
うん、確かに!
でも売ってるかな?と思っていたところ振り向いた先に酒屋を発見しました。これは運命としか思えず、購入して飲み始めました。

この体験が忘れられないものとなり、私は「城見酒」と名付けて城巡りの行程に組み込むようになりました。

ということで、私が城見酒に出会った丸岡城での楽しみ方・過ごし方をひとつ紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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