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ビジネスのヒント

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新規事業開発や商品企画にかぎらず、ビジネスのヒントになるような記事をまとめています
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#コーチング

Googleが定義した "効果的なチームのつくり方"

チームで仕事を進めている場合 そのチームがいかにうまく機能しているかが 仕事の成果に直結します。 それ故、効果的なチームのつくり方は チームで仕事をする人全員に興味のあるところでしょう。 今回はGoogleが定義した 「効果的なチームのつくり方」について考察します。 |生産性の高いチームは協力体制ができている 前々回のnoteでは Googleが定義した "優れたマネージャーの8つの条件" プロジェクトオキシジェン(2009年) についてお伝えしました。 Googleは2

Googleが定義した "優れたマネージャーの8つの条件"

前回の記事では 「リーダーに求められる統率力の向上」というテーマについての ひとつの考察として 「リーダーに大切な5つの資質」についてお伝えしました。 今回は、Googleが定義した 「優れたマネージャーの8つの条件」についてお伝えしていきます。 |リーダーの資質 新規事業・商品開発のマネージャーやリーダー、 そして企画担当の方々は 関係部署をリードするのがメインの仕事。 リーダーシップは不可欠です。 そこで必要となるのがリーダーの資質。 私がまず大切と考えるのは以下

言葉を変えるだけでうまくいく!

言葉の力はすごいもので 仕事でも学業でも 言い方を変えるだけで うまくいったり、いかなかったりします。 コーチングにも関わるお話ですが ”言葉を変えるだけでうまくいく” というテーマでお伝えします。 |こんなフレーズ使っていませんか? 「 ○○ しなけばならない 」 「 × × やらないとダメ 」 よく聞くフレーズですよね。 皆さん、よくこのような言葉を 使われているのではないでしょうか? そういう私もよく口にしています。 実はこれ、脳科学では ”しない” ”や

リソースフルを意識しよう!~モチベーションをあげ、パフォーマンスを発揮するために~

先日のコーチング勉強会では 「リソース」 「リソースフル」 というワードが話題にのぼりました。 コーチングではとても大切にされる言葉ですが、 ふだん特に意識する言葉ではないですよね。 このワードをあらためて意識することによって よりモチベーションがあがり パフォーマンスを発揮できる という好循環が生まれます。 今回は「リソースフル」についてお伝えしたいと思います。 |リソースとは? コーチングでも大切にされるワードのひとつ、 「リソース」とはその人やチームにとって

チームの関係性の質を向上させるには?~グランドルール・スローガンを決めよう~

前回のメルマガでご紹介した 「ダニエル・キムの組織の成功循環モデル」 覚えておいでですか? 組織やチームを成功に導くにはまず“関係性の質"が大切 だとお伝えしました。 では、この “関係性の質"はどうやって向上させるのか? について今回は考えてみたいと思います。 |チームのあり方がタスクの目標達成につながる 前回の記事はこちらから 目的を持ったチームであればたいてい 与えられたタスク目標が明確ですね。 ですが、チーム内でチームの関係性について話し合ったことは あまり

チームを成功に導くには~チームの成功循環ができているか~

少し宣伝っぽくなってしまうのですが…。 私は、新規事業開発や商品開発のプロジェクトチームを伴走支援しながら もう一つの活動としてコーチングスクールの講師もしています。 今コーチング業界では「チームコーチング」に注目が集まっています。 チームコーチングの詳細についてはいずれnoteにも 書いていきたいと思いますが、今回は チームをコーチングで支援する「チームコーチング」 につながるチームの成功循環モデルをご紹介します。 |チームが目標達成するためのチームコーチング コー

リーダーにオススメ!「貞観政要」

クリスマスも終わり いよいよ年末までカウントダウンとなりました。 3回にわたり リーダーやリーダーシップについてお伝えしてきましたが 今回はその最終回として 「貞観政要」についてお伝えします。 ◇まれにみる平和な時代を築いたリーダー「貞観」◇ 「貞観政要」 ご存知でしょうか? 恥ずかしながら 私も前職を辞めてから知りました。 いつも戦略について 「孫氏の兵法」の一読を おすすめしていましたが、 この「貞観政要」のリーダーシップ論については、 孫氏と同じくらいおすす

目標のその先を考えよう!

◇念頭における「今年の目標」は何を設定するか◇ 前回、前々回とリーダーの役割やリーダーシップについて お伝えしてきました。 その記事はこちら。 マネージャーやリーダーの方々には 年頭の挨拶として 「今年の目標」についてお話される方が多くいらっしゃると思います。 たとえば、 ・新規事業・新商品を立ち上げる ・市場シェアをXX%向上させる ・売上げXX円を達成する ・○○をやってみる、達成する 目標は、会社やチーム、個人によって いろいろだと思います。 私自身も当社の今

リーダーシップとフォロワーシップ

前回の記事では プロジェクトリーダーの役割について 私なりの見解をお伝えしました。 今回はリーダーシップとフォロワーシップ についてお伝えしたいと思います。 ◇真のリーダーシップとは◇ 「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」 大鐘 良一、小原 健右 著 (光文社新書) こちらは先日読んだ書籍ですが、 リーダーシップとフォロワーシップの大切さについての見解が とても興味深いものでした。 宇宙飛行士に必須の条件として、 真のリーダーシップが問われます。 しかしながら

日本古来からの目標達成アプローチ「予祝!」

目標やビジョンをたてることは とても大切なのですが、 なかなか難しいという方も少なくありません。 行動へのモチベーションのタイプには ・ビジョン型 ・価値観型 があると言われています。 欧米では、ドーンとビジョンを描いて そこに向かって進んでいくビジョン型が多く、 日本人はコツコツと改善していく 価値観型が多いそうです。 どちらのタイプでもそれぞれの良さがありますが、 もしあなたがプロジェクト推進者やリーダーならば ビジョンをしっかり描き、 メンバーや関係者のベクトルを

小さな違和感を見逃すな!

こんにちは。 今日も新規事業開発や商品企画のヒントになる情報をお届けします。 前回の記事では 「ロードマップで考えよう」 という内容でお伝えしました。 新規事業開発や商品企画をサポート させていただいている中で、 現在企画中の商品やサービスだけをスコープにおかず、 必ずその次、さらにその次とロードマップで考えることで、 より戦略的になり、 企画自体も楽になります。 ◇小さなお困りごとをざっくばらんに語ってもらう◇ 「小さな違和感を見逃すな!」という言葉は いろいろな分

イノベーションは「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という軽さから生まれる

先日の記事で 「マーケットイン派?プロダクトアウト派?」 という内容をお伝えしました。 企画には3つのタイプ ・市場創造型 ・持続型 ・効率化 があり、 売れる商品を企画する・新しい商品を企画するという 2つの微妙に違うニュアンスがあることもお伝えしました。 今回は マーケットイン、プロダウトアウトの視点を持ちつつ イノベーションは 「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という 軽さから生まれるということをお伝えします。 ◇いつまでも躊躇していたら何も変

手段が目的になっていないか?

あなたは今 やっている業務やタスクの目的を常に意識していますか? 日々の実務をこなしていると、 ついつい手段が目的になってしまっていることがあります。 「手段が目的になる」とは どういうことかは後で説明するとして 手段と目的を意識するだけで仕事の質が格段にあがります。 恥ずかしい話、私自身も 手段が目的になってしまっていることがしばしばでした。 あなたがもし この「手段と目的」を意識したことがなかったなら、 ぜひ振り返ってみてください。 企画の仕事でよくある事例を

「いったん○○する!」で前進しよう

仕事を前に進めたり、重要事項を決断するとき、 はたまた、コミュニケーションを円滑に進めたいとき、 私が実践している効果的なアプローチがあります。 それは「いったん○○する!」です。 このアプローチはかなり有効で 私も迷ったり進めないときに 意識して実践しています。 ご紹介するのは次の4つ。 (1)いったん決める (2)いったん進める (3)いったん止める (4)いったん認める ぜひ活用していただきたい「いったん○○する」です。 (1)いったん決めるビジネスにおいて