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向いてる 向いてない の話|境目を巡る旅 #2

■この仕事向いてるのかな? って気にする人 以外と多い

過去20年間に300人以上の採用面接をこなし、それ以上に就職や転職の相談を受けるたびに 思います。

今の仕事 向いてない気がする
自分に向いてる仕事って何だろう?

そのたびに感じることは2つ

1)そもそも仕事の向き不向きってなんだ?

2)仕事できる人で それを気にしてる人見たことない


■そもそも仕事の向き不向きってなんだ?

自分に向いてる仕事ってなんでしょう? 的な相談をうけたり

面接で「この仕事が向いてると思います」っていう人に シンプルに質問してしまうのは

「やってて楽しいけど全然人より成果が出せない仕事と、全然楽しいけどすぐにコツがつかめて 成果が出ちゃう仕事 どっちが向いてると思う?」

「はじめたらすぐに飲み込めて早くひとり立ちできるけどそこから伸び悩む仕事と、最初な何年も結果出ないんだけど晩年に大成するような仕事、どっちが向いてる?」

と。

もちろん 思考を整理するための極論なので そんな選択肢を迫られることはキャリアの中でないんだけど、つまりは 向いてるって なんなのよ? と。 そんなの自分の思い(意思)次第じゃないのか? と。

なかなか結果出ないけど やってると楽しい。向いてるんでしょうね。
別に楽しいわけじゃないけど、まあ生活のためなんで そこそこやって認められる今の仕事、向いてると思いますよ

どちらも、違和感なく聞けませんか?

「いや、やってて楽しい仕事はいつか身になって成果を出せるようになるもんです」 とか、

「嫌々やってる仕事なんて、成果が出てもどうせ長続きできない」

とか言いたい人は 論点あってないので大学受験からやりなおしてくださいね。


■天職 は 先天的なことではない

まわりにいる 仕事に打ち込めてる人、活躍してる人達の中で

「この仕事 向いてると思って選びました」という人を知らない。

ほとんどの人は 目の前の仕事に結果を出すことに専念しているうちにいつのまにかそれが天職になった人ばかりです。

DeNAの南場さん、ライフネットの出口さん もそんなようなこと言ってた気がするけど 引用記事を見つけることができなかった。。。orz


ということで 今日は仕事に戻ります。













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