見出し画像

後祭、しっとり宵山をめぐった日

還幸祭のお神輿を見るか後祭の宵山を見るか迷った結果、23日の宵山へ行ってきました。午前中はごろごろして昼過ぎに出発。もう何年も京都へ行くときは朝早くに出て夕方には帰ってくるという感じだったので新鮮でした。

役行者山の護摩焚き
聖護院の山伏さんだそう
役行者山の法被、渋いです
町の方々が真剣に見守られています

それからは鷹山へ。昨年ははじめての巡行参加ということで混雑していたそうですが今年は並ばずに搭乗することができました(午後3時)。

一人につき一枚なので子どももチケットが必要です
青空に真新しい木材の明るい色が映える。木のいい匂いがしました。
欄干の漆塗りは今年お披露目。ピカピカでした。
格子天井はまだまっさら。これから時間をかけて装飾が施されていくのでしょう。
山のてっぺんこんな風になってるんだね。

降りてからは山のすぐ前のイベントスペース?で出張販売されていた北原商店で駄菓子を買う。縁日〜って感じでよかった。祇園祭にこういう出店意外となかった気がする。イベントスペースを使ってというのも新しい。

武器と駄菓子
武器ありました
懐かしの駄菓子〜
スマックなる飲み物。はじめて知った。

後祭は人も少なく咲き祭りと比べて懸想品もゆったり見れました。そして食も進む。

鳩ぽっぽ今昔
豪華絢爛なしつらえ!この奥行き!商人的京都の中心という感じがします
awombには布袋山のちまきが
そして買いました金魚サイダー。300円に値下げしていました。
続いて定番永楽屋の水あずき
鯉山へ
昔は町会所の席で授与品の販売をされていた気がするけれど
この日は懸想品を展示されていて販売は隣の建物でされていました。
ここの席も風情があっていい。
黒主山の町内のコーンは真っ黒に統一されていました。かっこいい。
黒の板に反射して逆さ提灯が撮れるそう。
きちんと反射するよう水で濡らしてありました。
サービス精神というよりは山への愛ゆえという感じがしました。
前日BSでやってた役行者山のかつらぎ斎女会。巡行当日に男性たちの裃を着付けされるそう。
護摩焚きのあと
で、また来るわけです
保存会のおじさまに言われて恥ずかしそうに歌っていた子どもたち
いいねこの風情
三井ホテルの蔵マーケット。臨時で椅子が出されていて座ってチキンときゅうりをいただきました。雰囲気があって良かったし店員さんたちが流石のホスピタリティでした。ありがとうございました。
ろうそく献じました
いよいよ宵山という雰囲気!
今年お披露目の大船鉾の大金幣。煌びやかー!
ラストは橋弁慶さん。また来年。
ご神水いけるかも!と思ったら門閉まってました
錦を通って河原町へ。御神輿はまた来年。
えらいちまき!
最後は御旅所前でお囃子を。この日の当番は船鉾さんでした。
今年は船鉾さんと縁のある年でした。

9時頃に帰宅。満身創痍の宵山でした。下記は宵山の頂きものいろいろ。

役行者山の応仁の山鉾マップ手拭いと法螺貝みくじ。
法螺貝みくじは去年から出てるらしい。
鷹山の甘酒。昔とパッケージ変わってる!おしゃれ。

祭りに狂った一か月。すべての体力気力を使った気がする。何もする気が起きません。とはいえぼちぼち手作り京都本を入稿しなくてはいけない。お盆前までに入稿できるよう頑張ります。

とはいえ祭りはまだまだ続く。七月はあと一回、京都へ行くので楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?