見出し画像

2023年9月期第2四半期決算補足説明

売上収益1743百万円で、残念ながらぱっとしません。もう一息でした。

業績ハイライト

まずDX事業単体で見ると、大きな数字の乖離があります。
メインのナレッジスイート及びビジネスブーストの新規サブスク売上は、おおむね順調に推移しております。
※まだまだ拡大の余地を残しています。

2023年3月度月次KPI

続いて営業利益のご説明をさせていただきます。
こちらは非常に順調に推移しております。
営業利益は9400万円となり、収益性を意識した取り組みを開始し、少しづつ結果が出始めております。
前年同期比では、YoYで+19%と良い動きになっております。また昨年は、一時的に押し上げた投資有価証券売却益が2100万円含まれておりましたので、2100万円抜いた5700万円で営業利益比を見ると、前年同期比YoY+63%と大きく改善し始めております。
さらに言うと、まだまだ拡大の余地を残しております。
ホールディンクス化に伴う手続きに関わる費用が増加してしまいました。
タラレバになりますが、思った以上にホールディングス化に伴う一時的な追加費用が発生してしまい、追加増加分を除けば大きく結果は出ています。引き続き収益率向上に向けた取り組みを実施してまいります。

決算概要

それでは課題分析になります。
一つ目は、マーテック事業における、新規サブスクサービスの立ち上がりの遅れが生じております。
またチャーンレートが上がっている問題になります、現在のマーテック事業におけるサービスの最低契約期間の設定が他のサービスとは異なる為、1年以内での解約が若干多めになっております。
ただし、新規サービスの引き合いは順調で、非常に良い初動を得ていますのでお伝えできるタイミングは近いです。
相当期待しています。

二つ目は、ナレッジスイートの導入支援サービスの、一時金受注が難航していたという理由になります。
サブスクの受注は順調に推移していたにもかかわらず、何故導入支援が受注難だったのか?
通常リアル開催が基本となる導入支援サービスですが、対象者が合同で実施するの操作研修などが、テレワークにより受注困難な状況になっていたと推測しています。
その為、大きくナレッジスイートの導入支援サービスの受注が難航していたという結果になります。
DX事業における敗因はこの2つにあります。

続いてBPO事業をご説明させていただきます。
BPO事業は、計画通り順調に推移しておりますが、1Qほどの受注が得られなかったというのが実情です。
「もっと行けたはず」と、思っていましたがそう簡単ではありませんでした。
理由は、どこも変わらず「ITエンジニア不足」です。
社員ITエンジニアの数には限界がある為、通常は、BP(ビジネスパートナー)から、ITエンジニアを調達し企業に送り込むのですが、そのBPから来るITエンジニアが不足しており、条件が合わずに送り込むことに難航しております。
またBPはフィーの高い現場に移動を繰り返す特性もあり、派遣するITエンジニアの数の流動性が激しくなってきています。
今後は、社員ITエンジニアの採用強化と教育に力を注ぎ、大きく売上を伸ばしていく準備を進めて行ければと考えております。


事業再編の目的

この第2四半期の話は、これくらいにさせていただき、再度ホールディングス化による目的を説明させていただきたいと思います。

「事業ごとのKPIを明確にすることで、収益性が低い事業、成長性が低い事業、不採算事業は早期撤退を進め、BBDイニシアティブグループの収益性を高める動きを進めております。」

一次的な痛みは出ることも考えられますが、確実に営業利益率が改善して行くと確信しております。
また収益性が低い事業、成長性が低い事業、不採算事業は早期撤退によって、収益性が高い事業、成長性が高い事業に集中した投資を行うことにより、大きな成長と収益を確保できると確信しています。
当たり前の動きですが、思い入れも含め、その当たり前ができていませんでした。
これを短期的に取り組めるもの。中期的に取り組むものを分類し、早期実行に移していきながら収益性と成長性を大きく改善していきます。
これは少し位の痛みがあろうと必ずやり遂げ、収益性の高い企業に変わっていきます。

くだらない覚悟かもしれませんが、その為に稲葉の覚悟として、本日から1年間禁酒を行います。
この禁酒期間に、まずできるところから収益性が低い事業、成長性が低い事業、不採算事業は早期撤退を進めていき、必ず営業利益率を上げていきます。
※大好きなハイボール、レモンサワー目標達成まで飲みません。
この1年の営業利益率の目標を定めていきたいです。
まずは「営業利益率7%を1年で越える。」
その数字を越えたらお酒を解禁させていただきます。
改善の結果が出なかった場合、更に1年禁酒を延長します。

企業ミッション

いろいろお伝えしたいことが沢山あるのですが、ChatGPT実装による助言機能は順調に進めております。
もう少しで、お見せできると思いますのでご期待ください。
新しい取り組みも準備しております。
「本年溜まった膿を出し切る!」「本年で膿を出きれなかった場合は、来年で全て出し切る!」
必ずやり遂げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?