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「ノクチル」メンバー数ランキング

ノクチル。283プロに所属する高校生の幼馴染ユニット。

ノクチルの魅力の一つはファンが立ち入ることを拒むような「彼女たちだけの」瑞々しい空気感。そしてもう一つは常に高みを目指して変化し続けるメンバー数である。

今回は後者の魅力である「メンバー数」に着目し、その遍歴をランキング形式で発表したい。



第4位:0人

出典:シナリオイベント【ワールプールフールガールズ】
エンディング「各自決行されたし」

意訳すると「渦中の馬鹿女たち」。
浅倉透がラジオで解散を思わせる発言をし、炎上したノクチル。占い、借りパクなどのトピックを交えつつ、炎上の渦中にいた彼女らの真意が明かされていく。

解散発言は実際の解散を指しているのではなく、「自由でいたい」という彼女らのメッセージであった。彼女らは、自分たちの好きに毎回解散し、そのたびに再結成をするというスタンスをライブ中に表明したのだ。

単なる炎上騒動だった「ノクチル解散」という言葉が、「毎回ハッピーエンドにして、毎回新たな誕生を繰り返す」というポジティブなニュアンスに読み替えられていく。青春である。

これを機に、ノクチルは0人と4人$${^1}$$の間を自由に行き来することになる。

4人
0人
1川雛菜

1) 後述するノクチルの基本単位


第3位:3人

出典:樋口円香S-SSR【漠漠】「帰宅」

「もうノクチルを続ける理由がない」
樋口円香がファンからもらったぬいぐるみを並べ、自分がいない3人のノクチルを編成するシーンが印象的なコミュである。彼女は何を思っているのだろう。

近ごろ樋口円香が思い出したこと、それはかつて浅倉透の中に見た透明なで完璧な美しさが、自分の中にはないという残酷な現実である。この構図は初期から仄めかされてはいたものの$${^2}$$、とうとう円香がその感情をはっきりと自覚してしまったことで$${^3}$$、いよいよ彼女はアイドルを続ける理由を見失っている。「漠漠」は以上のような文脈上にあるコミュである$${^4}$$。見事3位にランクイン。


2) 管見の限りでは 樋口円香S-SSR【UNTITLED】、樋口円香P-SSR【オイサラバエル】などだろうか
3) 樋口円香S-SR【ダ・カラ】「る」
4) 円香は終盤で父親のおっちょこちょいに毒気を抜かれ、このコミュ自体はほっこりとした終わり方をしている


第2位:4人

出典:シャニマス公式サイト

「幼なじみ4人で結成された、透明感あふれるアイドルユニット」
公式サイトによると、ノクチルは

浅倉透、樋口円香、福丸小糸、市川雛菜

の4人のユニットとして紹介されることが多いようだ。実際彼女らのコミュを読むとこの4人で活動しするシーンが最も多く描かれている。4という数字がノクチルの基本単位であることはまず間違いない。2位にランクイン。


第1位:80万人

出典:福丸小糸S-SSR【傍白のあいだ】「ここは4パーセント」

ノクチルのメンバーが浅倉家に集まり、彼女らが出演したネット番組「ノクチル成長中!(仮)」を視聴する場面である。

プロデューサーの発言より、この企画が配信された媒体は「人気のドラマやバラエティ」を抱えている$${^5}$$ことが分かっている。実際に「人気のドラマやバラエティ」を抱えているネット番組の配信サイト 「Abema TV」の直近のアクティブユーザー数(約2000万人)を参考にすると、「ノクチル成長中!(仮)」の視聴率4%は

20,000,000 × 0.04 = 800,000

およそ80万人にあたる。
以上のことから、「うちら」=「ノクチル80万人」で浅倉家に集まって番組を視聴していたと考えるのが妥当であり、メンバー数の内訳を浅倉透20万人、樋口円香20万人、福丸小糸3人、市川雛菜39万9997人とすると諸々の辻褄が合う。


5) シナリオイベント【さざなみはいつも凡庸な音がする】エンディング
「凡庸な音たち」


番外編:市川雛菜の母親 20万人

出典:シナリオイベント【さざなみはいつも凡庸な音がする】オープニング「成長」


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