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今まさに『緊急ではないが重要なこと』に手を出すとき!

どうも、櫻井です。

普段、何かと忙しい私たちは物事の優先順位を本能的につけています。

米国のスティーブン・R・コヴィー博士がアメリカ建国以来、成功者に関する200年分の文献を徹底的に調査・分析し、その考え方をまとめた『7つの習慣』という本があります。

これは、「キングオブ自己啓発本」とも言われていますが、第三の習慣に『最優先事項を優先する』というのがあります。

物事を優先順位に仕分けて考えた時に、時間の使い方には大きな4つのマトリクスに分割できます。

note-今まさに『緊急ではないが重要なこと』に手を出すとき!

①緊急、かつ重要なこと

・クレーム対応

・納期の差し迫った仕事

・緊急対応(トラブル、事故、上司からの命令など)

これらは、今スグにでも対応しなければならないことですね。多くの忙しくされているかたは、『この緊急、かつ重要なこと』を"処理"するために時間を費やしています。

②緊急ではないが重要なこと

・スキルを高めるための勉強

・読書

・運動

・部下との対話

・家族との食事

これらは、今スグにやらなければいけない事ではありません。ただ、いずれも充実した社会生活を送るため、充実した人生を送るためには必要不可欠なことばかりです

③緊急だが重要ではないこと

・雑用

・お茶汲み

・急な電話対応

電話なんかがいい例です。着信を何度も鳴らされると、出なければならない雰囲気になりますし、緊急性を感じてしまいます。これは明らかに自分自身の時間を無駄に使ってしまっていますね。

そして、電話の中身は大抵他のことでも解決出来るようなないようであり、結果的には重要でなかったりします。

雑用にしても同じです。雑用自体に本質的な意味はありません。

④緊急でも重要でもないこと

・ネットサーフィン

・目的もなくテレビを見る

・深夜のテレビゲーム

ここはもう論外ですね。ただの時間の無駄です。

緊急度の高いものは本当に重要なのか

実際に普段の行動を棚卸ししてみます。

私たちにONとOFFの時間、そしてアイドルタイムがあります。

私たちの行動は、”①と③の緊急度の高いもの2つ”と”④の緊急でもなく重要でもないもの”で埋め尽くされていることに気付くと思います。

そして、”②緊急ではないが重要なこと”に対しては全く時間を使っていないことに愕然とするはずです。

私たちが持続的に成長するためには、この『②緊急ではないが重要なこと』に対して、どれだけ時間を割くことができるか、がポイントであり、最も重要なテーマだと言われています。

普段は、まとまった時間を確保することが難しい現代人は、隙間時間を作りながら②を実行しています。

今まさに、『緊急ではないが重要なこと』に取り組むチャンスです。外出が制限され、出社も控えるように要請している今、『緊急ではないが重要なこと』に取り組むチャンスなのです。



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