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3台目のFitbit

土曜日は旅論の記事になるところ、今日は腕に着けるトラッカーFitbitについて語ることにします。

実は、今日、3台目のFitbitを購入しました。Fitbitは、手首にとりつけるヘルスケアデバイス、トラッカーです。Fitbitの会社は、いまはGoogleの傘下にはいっていますのでGoogle Fitbit というブランドになっています。

https://www.fitbit.com/global/jp/home

私は2017年7月以来、Fitibitを愛用しておりまして、これから8年目に入るところです。1台目のAltaHRを5年弱、2台目のCharge5を2年強ほど使い続けて、今日、3台目になるInspire3を購入しました。

睡眠管理

Fitbitをつけて何が嬉しいか、と言いますと、それはもちろん健康管理がしっかりできることです。1日にどれだけ歩いたかを記録する万歩計、心拍数、血中酸素濃度の記録、そして、睡眠管理です。どんなヘルケアデバイスも似たような機能を持っているかとは思いますが、特にFitbitが優れていると思われるのは睡眠管理のところです。

「レム睡眠」と「浅い睡眠」と「深い睡眠」に分類しながら、日々の睡眠状況を記録してくれます。そしてこの睡眠のデータは、手元のスマホを経由して、Fitbitのデータセンタに送って集計、整理しています。Fitbitのホームページに、自分のアカウントのダッシュボードがあり、サブスクのプレミアムプログラムに入っていると、いつでも過去の全データを見ることができます。朝も昼も夜もないようなタイプのお仕事をなさっている方々、不規則な生活を送っておられる方々にとって、把握しにくい睡眠の質をしっかり確認することは重要です。そのような目的にFitbitはとても適しています。

私の場合ですが、1週間単位のこうしたグラフを見てゆきますと、無意識のうちに、睡眠をとれる時には睡眠をとろうとつとめている様子が浮かび上がるような感じです。休みなしでがんがんやっていても、体調が悪くならないように、本能的に不調になる前に休むようなスタイルを体で覚えてしまっているようです。私の場合は、そんな生活を45年以上、人生の大部分をそうやって過ごしてきたので、自然とそうなってしまったのでしょうが、こうして可視化できるととても安心です。油断して体調を崩さないように用心するうえでも有用です。

血中酸素濃度のデータも、実は結構役に立つようです。もともと山のてっぺんに行くなど、気圧が大きく変わらない限り、あるいは肺炎などを発症しない限り、たいして変わらないものではあります。ところが、わずかであっても、Fitbitの示す血中酸素濃度は上下動しています。どうも、その上下動は自分の体調と関係があるようです。

バッテリー保持時間

そんなわけでFitbitは一日中装着して使っているものですから、バッテリは重要です。充電なしにどれくらい使えるか、あるいは、どれくらいの頻度で充電しなくてはいけないか、という点は、購入に際して注意を払うべき重要なポイントです。

1台目のAltaHRという機種のFitbitはほぼ確実に1週間まったく充電なしで使えていました。ちょっとしたところに出かけるときは充電器は持っていく必要なかったです。しかし4年目を過ぎてからだいぶ持ちが悪くなってきて、最後は、ついに買い替えを決断しました。2台目のCharge5はとても見やすいカラーディスプレイで、その上、SUICA機能が使えたので、新しい楽しみが増えました。けれども、バッテリーの保持時間はだいぶ短いようでした。カタログ上は1週間ということでしたが、実際は4日とか、そんな感じでした。それでも、基本、満足だったのですが、2024年の春になって、いろいろ不調が目立ってきました。

SUICAを使おうとして、改札でタッチしますと、突然電源が切れるというアクシデントが起きました。改札に入れないだけでなく、画面が真っ暗、時計機能も、万歩計機能も、あらゆるヘルスケアの機能、全部切れてしまいます。電源アダプタを持ってきてつなげば、そこでリセットされて、とりあえず復活しますが、電源アダプタを持っていなければどうにもなりません。

別にSUICAはムリして使わなくてもいいなと思って、その後は、普通のヘルスケアのトラッカーとしての使い方だけでやっておりましたが、今度は、別にSUICAタッチとかしたわけでないのに、電源が落ちるようになりました。最近では、バッテリー保持時間も短くなり、ほぼ毎日充電しないといけない状況になりました。

SUICA解約返金問題

あるとき、SUICAの解約をしたら、少しは状況が改善されたりしないだろうかと思いつきました。どうせ使えていないSUICA機能を外してしまっても実害はありません。仮に内部のソフトウエアが悪さして、電源に影響があるみたいなことがもしあるとすれば、少しはマシになるかもしれません。

SUICA解約は、スマホのFitbitアプリのなかで行うことができます。チャージしてるある残金を返金してもらう銀行口座などを画面上で入力します。ところが、そこで次へ、とやると、そこで急にエラーがでて、そのまま終了になりました。せっかく入力したのに、またやり直しかと思うと、やり直そうにも、すでにSUICAは消滅しておりました。

あれ? じゃ、あのチャージしてあったお金は? と心配になるところですが、ネット銀行なので、ちょっと待っていたら、入金されるかもしれません。数時間でも待ってみることにしました。

サポートセンターに相談

日付が変わって、やはりSUICAにチャージされていたお金の返金がされていないようだったので、問い合わせようと思ったのですが、連絡先がどうもわからない。そこで、Fitbitのコミュニティで、こういうとき、どうしましょうみたいなポストをしたら、実は、これは、有名問題で、ほとんど同じ問題が結構起きているらしいとわかりました。

連絡先がわかったので、Fitbitユーザーになって初めて、サポートセンターに電話しました。コミュニティボードで言われていたのとは、だいぶ違い、電話がつながらないとか、電話しても話がまったく通じないとか、対応がひどいなんていうことはまったくなく、とても懇切丁寧な対応をして頂きました。

SUICAの返金は、JR東日本が月末にまとめて処理するようです。従って、すぐに返金されるということはなく、驚きではありません。一方、エラーで返金リクエストがJR東日本に届いていない場合に備え、これを持って行けばいいという別のフォームをメールでもらいました。

電源とバッテリーについても、バッテリの持ちを長くするコツを教えていたきました。ただ、それをやってみても100%充電後、30分で70%くらいまで落ちてしまう状況でした。

状況は急速に悪くなっているようで、その後には、充電しても2時間持たないというほどで、到底、一晩の睡眠管理はムリという状況になりました。

万事休す。すぐ近くの電気屋さんに行って、3台目を購入することとしました。

3台目に求めること

カタログをチェックしますと、新製品としてCharge6というものがありました。今回故障したCharge5の後継機種です。外観も仕様はよく似ています。
SUICAも使えます。このほかに、2022年発売のInspire3もカタログに出ていました。私が1台目に使っていたAltaHRとコンセプトがよく似ていて、これはバッテリーは10日持つと書いてありました。

Charge6は多機能で、SUICA機能も便利だとは思いますが、Charge5を2年間あまり使った経験からしますと、やはり、1番重要なポイントはバッテリーの保持時間ではないかと思うところです。

そんなわけで、Inspire3を購入し、もう既に移行しています。


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