僕の配信環境(機材一覧編:①映像周り) ※2023/08/13現在
男はどうしたってマウントを取る生き物である。
そしていつだって本質から外れて、沼に落ちるw
そうは言っても、どうやら購入機材であったり、それらをどう接続しているかの構成図であったりというのは、やっぱり一定の需要があるらしい。僕も多くの人の機材のレビューや、構成図に助けられて、触発されて今に至っているのは間違いない。
最近、デスクトップ周りを大改造した。
これに合わせて、今使っている機材、過去に使っていた機材、そう言ったものを一気に一覧にしておこうかと思い立ったのでまとめてみる。
ディスプレイ
こちらはメインディスプレイとして使っている4Kのディスプレイ。Mac miniとusb-cで接続していて、今のところそれ以外のディスプレイは接続してない。というのも、Mac miniには外部ディスプレイ接続に2つまでという制約があり、かつ接続できても不安定(ブラックアウトしたり、点滅して使用できない)といった相性もあるため。
本当は、Mac miniだけで可能な限りたくさんの外部ディスプレイ、せめて3枚は接続したかったところだが、やむをえず4Kを1枚のみにしている。(わかってる、DisplayLinkならいけるってことも)映像配信や動画編集などの作業はこちらに集約する予定。(2022/6現在、この4Kディスプレイはお下がりして使っておりません)
僕はこのディスプレイを都合2枚購入した。
まぁ、特筆すべきところもない普通のFHDパネルなので、好きなメーカーの好きな製品を選べばいいと思う。なぜFHDパネルを複数枚購入したかというと、主に利用していたのがビジネス用のPCだったので、あまり描画周りで余計な負荷をかけたくなかったことと、利便性を天秤にかけた結果。
2022/06現在はこちらをメインとして常用。しかしながら、正直なところ納得いってなくて、せめて3440か、できれば5K2Kにしたいと思っている。
モニターアーム
デュアルアームを下まで目一杯下げて、FHDパネルを2枚、机スレスレに這うように設置し、ポールの上の方にVESAパネルだけ追加して、そこに4Kパネルを設置することで、1本のアームにトリプルを実現。
脇にはアクセサリ用に、シングルアームと追加アームをつけて、VESAマウンタを各種装着し、いろんなものをマウントしている。
例えばこのカメラマウントの上に、自由雲台つけてカメラをマウントしているが、ハンドルがついているのでとっても動かしやすい。
あと下のマイクマウント部分にぶら下げるような形で、iPhoneをマウントしてたりする。
他にも穴があるのでそこにこのようなネジを駆使して、他のマウントをつけたり、工夫して使っている。
iPadをマウントするのにこちらも。
とりはずしも意外と容易なので便利。
そしてこのクランプは、カメラを正面から生やすために、こんなふうに使っている。モニターアームの上の隙間をがっちり挟んで、くねくねっと。
カメラ(GH6周り)
2022/06現在、メインカメラはGH6となっています。予約して発売日に購入していました。正直なところ、GH5M2を買った後で必要かどうか、最初はまったく食指が動かなかったのですが、今となっては発売日に購入して本当に良かったと思っています。
フラッグシップと呼ぶに値する、細かいところに配慮が行き届いた作り込み、本当にたまりません。
レンズはこちら、10-25mmの兄弟分となるF1.7通しの25-50mmです。しかしながら、こちらは最終的に手放しました。マップカメラに下取りに出して、今は以下の2つに化けています。僕の使い方では、このレンズを使用するシーンが思ったより無かったこと、それを補うのが以下の2つです。
こちらは、GH6の標準ズームレンズキットに同梱のものと同じです。なんで最初からズームレンズキットにしなかったのかって、それは30万超えちゃうからですね。このレンズを購入した一番大きなポイントは、ジンバルに載せるためでした。さすがにF1.7通しのレンズはでかすぎて引っかかりますのでw このレンズだけでかなりの範囲をカバーできると思うので、今後常用していくこととなりそうです。いざってときにはジンバルからおろして、10-25mmを使うと思います。10-25mmほんとにトロけるように素敵だから。
そして、下取り差額でこちらもゲット。本当は100−400mmといきたかったところですが、予算が足りなかったのでこちらにしました。本気で望遠が必要と言うよりは、Bロール用に風景などを撮る際にあったらいいな、くらいでしたので、まずはこれで様子を見てみたいと思います。
カメラ(GH5M2周り)
ついに買った!やっぱコレやろ
仕事でも使うことが多くなってきたので、やっぱりそれ相応のものじゃないと示しがつかないってことで。
レンズもそうなると、こうなった。
カメラとレンズこれだけ持ち出せば、とりあえず仕事になる状態。
カメラ(GH4周り)
実際に中古で購入したので、7万円程度で入手している。
最初に買ったのがこれで、世界初の4K撮影可能機種だったと思う。贅沢だよね、FHDをHDMIスルーで垂れ流すだけにしか使ってないなんて。。。
最初はサブスクで借りていたが、その後結局購入した。
もちろん、AC電源アダプターが必要なので、純正ではないけどこちらを。
特段、現在のところ何の問題もなく使えている。
カメラ(GH2周り)
続けて2台目に購入したのがこちらのGH2で、もちろん中古しか手に入らない。FHD動画でいいなら、今でも全然現役でいける!でも修理はきかないから、スペアを買っておこうかな。もちろん、カスタムファーム。
本当は、カメラは同一機種で揃えたほうがいいと思う。特にスイッチャーで並べて使うなら、色味とか設定もやりやすくなるし、delayなど含めて細かいところが同じというのはやりやすい。いろんな周辺機器を流用できるし。
正面は15mm(フルサイズ換算:30mm)のSUMMILUXで、右奥から10-25mm(フルサイズ換算:20-50mm)のSUMMILUX、天吊で25mm(フルサイズ換算:50mm)で全部F1.7です。
2022/06現在、今は天吊は14-42mmのズームレンズに変えました。手元の画角を変えやすいので。
GH2の外部AC電源はこちらを購入。
NDフィルター
なぜかAmazonのリンクがないので、とりあえずこちらを。
GH6でダイナミックレンジブーストをONにしていると、ISO感度が2000スタートとなるので、日中昼間の撮影ではNDフィルターが必須となる。動画という性質上、シャッタースピードは基本的に固定だし、F値はできるだけ開放値で撮りたいとなると、どうしたってNDは付け外しが大前提。そこでマグネティックタイプのこちらを購入した。10-25mmレンズの口径にあわせて77mmのものを購入。12-60mmにはステップアップリングをつけている。
そのため、使うレンズ分だけマグネットスリムレンズアダプタは購入。
また、ND64も追加購入している。
屋外で日光下だとND64が基本となり、場合によってND2やND4を重ねることがあるかどうかという感じだが、これからの季節はもっと必要になるかも。
なお、専用キャップは速攻で無くしたwww
(2023/08/13現在、これは手放して使っていません)
やっぱりつけ外しよりは、つけっぱなしで変更できる方が僕の撮影スタイルにはあっていました。ということで、可変NDを今は多用しています。10-25mmにあわせたサイズで、12-60mmにつけるときはステップアップリングをつかっています。
レリーズ
基本、AFはマニュアルにしているので、ピント合わせるのにシャッターに手を伸ばさずに済むよう、レリーズを接続している。これで手元で半押しが可能。
雲台
自由雲台を持ってます、とっても便利。背丈も稼げるし、好きな角度にグルングルンできる。ひとつあるといいと思う。
ジンバル
ずっと手を出すつもりはなかったのですが、ついに買ってしまいました。しかも、ちょっと古いこいつを、タイムセールで42,000円くらいで購入しました。決め手は、ペイロードが3.2kgもあるのに、本体が1kgという軽さです。これはPROキットなのでiFocus-Mがひとつ付属して、これでフォローフォーカスもしくはズームの操作をジンバルのダイアルで行うことができます。
さすがにGH6に10-25mm付けては無理でしたが(TILTするとレンズがぶつかるw)、12-60mmなら問題ないです。
三脚
最初はクソ安いおもちゃみたいなの使ってたが、カメラの方が重いってのは安定性に欠けるので、少しだけまともなのを買った。自由雲台もついているのと、畳むときにコンパクトになるのがポイント。
(2023/08/13現在、これはサブ機材で持ち歩いてません)
やっぱりビデオ雲台が欲しかったのと、現場でちょろちょろ動きやすいかなと思って、この一脚を買った。雲台とてもいい。一脚は構造上やむを得ないが、グラつきがやはり気になる。まぁ、手持ちよりは全然いいし、固定カメラとするなら、安定はするのでよいかな。
(2023/08/13現在、これは手放して使っていません)
現在はこちらの三脚をメインで使っています。
カメラを振るような現場の時はやっぱり、このくらいのやつがないと安定した映像になりません。
サブのカメラ、固定でいいような場合はこっちで十分です。
もちろん、ビデオ雲台つけてカメラ振れるようにはしていますし、トラベル時などはこちらだけで行くこともあります。軽さにお金払っていますw
照明
あまり照明に金かけたくなかったけど、ないと困るってことで中途半端なのを買った。電球が3本ついてるが、1つは煙出して切れた。ヤバいw ケチラズちゃんとLEDの買った方がいいと思う。
2021/05/25 追記:2つ目の煙出してすごい悪臭とともに切れた。もうこわいから、この照明はやめることにして、下のを買った。
というわけで、Elgato Key Lightを購入。その理由は、
・Elgato Stream Deckから操作できる
ま、一言でいうとこれに尽きる感じ。あと、ほんとはElgato Key Light Airを2つ買うという選択肢もあったんだけど、在庫薄なため見送り。
これはちっちゃいけど、モバイルバッテリーくらいの大きさしかないので、ちょっとポケットに放り込んで持ち出すには気軽なサイズ。
(2023/08/13現在、買ったはいいけど一度たりとも出番がありませんw
)
外部コントローラ
買う前に、かなり悩んだ。
なぜなら必要性がなかなか自分の中で腹落ちしなかったから。興味を持っていて、だけどこの値段にちょっと腰引けてる人。まずは、サブスクで月数百円で試せるモバイル版を使ってみてほしい。iPadとかがSTREAM DECK代わりになるので、すぐに試せる。そして気づくんだ。STREAM DECK無しでは生きていけない、iPadをそのためだけに専有されている事実にね。そしたら、この値段は安く感じるはず。
もう今や、これはなくてはならない外部コントローラーのひとつです。
グリーンバック
こちらを2枚購入している。これは上の方に袋縫い加工がしてあって、突っ張り棒に通してカーテンのようにしている。
うちは一番長い280cmのやつで、部屋の端から端までカーテンレールのようにしている。
HDMI分配器
ちょっとした時のためにあると便利。例えば、登壇者にプログラムアウトを見せたいときに分配するのはもちろん、会場でプロジェクターに映しつつ、スイッチャーにもinしたいときとか、HDMIケーブルの長さが足りないときの中継にもなる。アダプタで電源供給しないと、音声が鳴らないので注意。
HDMI切替器
こちらは分配器じゃなくて、切替器。スイッチがトグルになっていて、押すたびに1と2が交互に切り替わるもの。切り替わるたびにHDMIのネゴシエーションするので注意。スイッチャー代わりにはもちろん使えない。でもまぁ、あると便利。もうそんなものばっかりw
HDMIキャプチャ
HDMIキャプチャは、FHD/30fps程度でいいなら1,000円くらいのUSB2.0のやつでも全然十分実用で、そういうの2個くらいあちこちのポケットに放り込んであるけど、一応それなりのスペックのものも持ってる。
CHD201はいつのまにか使えなくなってましたw
仮想ディスプレイHDMIアダプタ
これをパソコンのHDMIポートに挿すとあら不思議、外部ディスプレイがあると勘違いしてくれます。モバイル環境下で外部ディスプレイがない、でもZoomでプレゼンするときに登壇者ノートを見たいとかってときに、スライドショーは(存在しない)仮想ディスプレイに逃して、目の前のスクリーンには登壇者ツールを表示したり、そんなときにも使える。
もともとは、VGAとかないサーバーをリモートで管理するときなどに使うものだけど、こんな応用の仕方がある。
HDMI中継アダプター
邪道と言われても、あればあっただけ便利。
短いHDMIケーブルでも、繋げば用をなすことがある。
カメラバッグ
強引だけど、これに2台カメラ入れちゃったりしてる。
で、さらに大きいキャリバーッグに突っ込んで、バッグインバッグ的にも使えるくらいにはコンパクト。かなり無理が効くので、色々入る。両サイドのポケットとかもケーブルとか小物がびっしり詰まってて、パンパンである。
2022/06現在、常用しているのはこちらのカメラバッグ。
そして、出張配信などの場合はこちらも使用しているが、現在ペリカンを取り寄せ中。
また、ミキサーやケーブル、マイクなどの専用バッグとしてこちらも購入して、トロリーケースの上に縛り付けている。専用ケースならでではぴったりだし、かなり余裕もあってダイナミックマイク5本に7mのXLRが5本入っちゃうのがすごい!
そんなわけで今はPelicanケースを愛用しています。
結構大きな出費になりますが、出張配信の際の機材の損傷を考えると、質実剛健なこのケースに投資するのは無駄にならないと思います。
1535は普段使いの小さな機材、カメラなどを入れ替えて使うので、Trekpack Divider付きのこちらにしました。
1615は大きめの機材、メインスイッチャーやケーブルなどをたくさん入れるので、フォームや仕切りは自作しながら使っています。
まとめ
そんなわけで、映像周りだけでやっぱり溢れそうなので、いくつかにわけますw 次は多分、音響周りです。
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