BS時代劇『大富豪同心3』第2話レビュー:ひたむきな心が孕む危うさ
老中・坂田の策略
金の力か、人望か。なんだかんだで卯之吉(中村隼人)の周りには人が集まって来るが、トラブルを抱える人たちも引き寄せてしまうようで……。
頼母子講を運営する料亭花筏の主人・万吉は、不景気で借り逃げする者も多く困っているという。卯之吉(というか三国屋の若旦那)に金主(講の元本となる大資本の出資者)になってもらいたいと菊野に相談をもちかけるが、その夜、清少将(辻本祐樹)に斬られてしまう。
実はその頼母子講の金主の一人は公家の血筋を引く大奥御年寄・秋月ノ局(前田美