一連のリコール騒動に関して(個人的に)不可解と感じる事項メモ
はじめに
正式に捜査機関が捜査開始したため、早期に事実関係が出てくるかと予想していた愛知県知事リコール騒動。この記事執筆時点(2021/5/13)では、今だ捜査機関による逮捕・送検・起訴などの情報は上がってこず。捜査関係者(愛知県警、名古屋地検)には引き続き頑張ってもらいたいものです。
今回は、気になる事項のメモ羅列。マスコミ報道や、一部政治思想グループ達の発信等では表ざたにならなくなった事象などの忘備録。
ま、大半が私の考えすぎなだけで、事実は至極単純or天然さんなのかもしれませんけどね^^;。
偽造署名予言・署名総数集計
津田氏の意味深ツイートが、署名届出直後にありました。スクショ等あるけど貼り付け面倒なので後回し(気が向いたら貼ります)。
妄言がたまたまあたったのか、内部に詳しい情報提供者がいたのか?
予言とまでは言い切りませんが、大村知事も意味深発言を記者会見でされていましたね。まぁ被解職請求者なので、調査網などはあったでしょうが。
このご両名の発信文章、発言は少し引っ掛かるところ。
あと、某所の方が、署名簿提出直後で各地区提出署名筆数の集計表を出されていましたが、そのタイミングでの集計方法に少し興味。
この方、激しくリコール活動を反対されていた方。どうやって正確な提出数を入手したのかなぁ?選管に電話しまくりで?あるいはネット上の拾い物を緻密に?
また、田中弁護士にて「某所提出数は、提出者が受領表を事務局長に渡さないので正確な数が判らない」とされた自治体がありました。
そこの提出筆数も正確に書かれていた。
これは、この方が怪しい等ではなく、情報収集能力・情報収集方法の方に興味があるんですよね・・・(苦笑)
委任状判子騒ぎ
委任状に押す判子(スタンプ)の名称ミス騒ぎがありました。概ねの事象としては情報も集まっており、現時点・当方理解では、発注担当者の残念過ぎる事務処理能力に起因する事象かな、との整理をしています。
が、個別詳細ではいまいちモヤっとする事があります。
まず、発注担当者が版下作成の受注者に「内密に」依頼した、とか、不鮮明な版下の元データしか入手できず困っていた、とか、専用ソフト(といっても実際専門的なものでもない)がないからできなかった、とか、ようはそもそも版下作成を依頼する経緯・理由・必要性がいまいちぴんと来ない。
何故に内密?元ネタなんて三文判買ってきて並べればよい(別に印影照合などしない。請求代表者が「その三文判でいいよ」と言えばいいだけ)、発注したハンコ屋さん、別にjpeg入稿受付してるやん、などなど。
つぎに、間違い判子は2個存在し、間違いに気づき破棄&新たに2個発注とのこと。間違い品破棄の正確な日にち、破棄方法と、間違い判子押印物の対処をどうしたか、が気になります。(次の項目にも関連)
委任状種類
受任者用署名簿には、以下の委任形態があった模様です。
①登録はがきに基づき、印刷&郵送で送付したもの
②街頭その場で委任し渡したもの
③事務所で委任し渡したもの
このうち、②ないし③と推定されますが、委任年月日、委任先住所氏名を白紙で、且つ請求代表者の委任押印あり(但し印影は氏名と相違)のものの存在を確認しています。
時期的には、判子廃棄より後で、当該受任者には上記署名簿が渡されている模様。なんで「間違い押印」された署名簿を、「白紙委任」で配布したのか?(ただのルール無知な方の実施かもしれませんが)
公職者の開示請求と結果公開
まぁやるのは構わないし、そこで「自分が書いていないのがあったー」と言うのもかまわない。「やったけど自分のはなかったー」と言うのもかまわない。
だけど、田原市長を除いて、すべて自民党系会派なんですよね。
これは察しろ、という事か、たまたま同時多発的に複数市の自民党系会派議員が行動し、たまたま自分の名前が書かれているものを見つけて、自ら記載していないと宣言されているだけかもしれません。
碧南市議の偽造された(と主張する)署名
これは2種類あって、佐賀報道や尾張旭ぶっこぬき署名とは全く違う体をとっています。
・請求代表者用(1名署名簿)に記載された署名簿である
・受任者欄に、自らの住所氏名を使用された署名簿である。
請求代表者用にて偽造されたとの報道スクショは確保済み。ただ残念なのは、受任者欄に記載されたとの方は画像データがありません。
少なくともこの2件は、巷を騒がせた佐賀案件などとは少し違うと見ています。
受領証未提出
某自治体に署名簿を提出した方が、選管から受け取った受領証を、事務局長に提出していないと、事務局長は言っているようです。
これが事実とすると、だれが、何のために受領証を隠し持っているのか?事務局長が実は隠しているとしても、何のため?など、もやもや感があります。
署名総数不一致
県選管発表の署名総数が、無効調査時の署名総数から変化した自治体がありました。行政系からすると非常にヤバイミスにも見えます。
これに関しては、以下ケースを勝手に想定しています。
①提出時総数が数え間違い、無効調査時総数が正しい
②無効調査時総数が数え間違い、提出時総数が正しい
③提出時総数も、無効調査時総数も、各々の時点においてどちらも正しい
簿冊番号
一部自治体提出署名簿において、簿冊番号の重複・欠番が非常に激しい。合理的には考えにくい重複・欠番があったりします。
また、選管での筆番号ナンバリング時に実施したとされる簿冊番号が、最終提出時には存在しないことになってたりもします(作業者の勘違いの可能性も十分ありますが)。
これら番号の打ち方、欠番・重複の理由と原因がモヤっとしています。
また、選管での筆番号ナンバリング時に、簿冊番号の打ち換えを行っている地区・人が居たりもしています。
このあたりの作業指示プロセスも気にかかるところ。
ナンバリングの県選管指示
県の担当者はきちんと伝えたとされる、署名簿の番号打ちの指示。具体的な指示内容が気にかかります。
なぜならば、簿冊番号を打つ事は問題ないのですが、筆番号について。
今回、県内の各自治体選管によって、筆番号の打ち方の指示がバラバラだった模様です。具体的には
①すべての署名を1~の通し番で筆番号を採番する
②署名簿毎に1~の通し番で筆番号を採番する
ツイートで高須院長が対応されたのは②の自治体ですね。
ところがどうも①の対応を指示した自治体もあった模様。
こんな風に、各自治体で異なる指示を、県選管はどう把握し、どうリコールの会側に指示したのかが気になります。
(情報伝達方法の在り方としての興味も)
(追加分 2021/5/13 7:15)
受任者情報は集められた
思い出したので追加。
尾張旭ぶっこ抜き&一部報道始まった頃でしたっけ?とある界隈で
「受任者情報は1箇所に集められました!以上」
的なフレーズが出てました。
どんな事やら?と少し気味悪く感じていました。
某地域政党の活動資金
リコール騒ぎを追いかけていく中、某東京都内の地域政党が出てきました。
ところがこの政党、愛知県でも活動している。
別に愛知県内活動に関する収入支出が、政治資金規正法上の各種規制&優遇にならないだけで活動を規制するものでは無いですが、費用等どうしてるのかなーと少し気にかかってたり
最後に
また思い出したら追加していくかも。
加えて、解明・解消されたら、これまた追記か別記事で・・・
一連の事象、早く解明されることを望みます。
皆様はどう感じられましたか?
今回はこれぐらいで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?